K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

不調と好調の狭間

三日前と似たような話になるが、昼間に猛烈な眠気に襲われて数時間を昼寝に費やすことになった。
起きてからも、どうにも頭が冴えず、目を瞑れば再び眠れそうな気配がある。これは悪い傾向だと思い、少し我慢してなんとか起きてはいるものの、昼寝によって食事の時間がズレてしまったため、このところ継続できていた早寝をするには微妙なコンディションとなってしまった。

 

早寝早起きすることで調子が上向いた事実は確かにあって、習慣化にも成功しそうなところなので、こういうイレギュラーな日にすべてを崩されかねないのは、今後も直面する問題と言っていいだろう。
生活リズムを半日狂わせるのは、意図して行動すれば簡単だというのに、それを元に戻すためには数日を要するのはなぜなのか。
崩れたところで大して困らない立場であるけれど、何事においても体力とモチベーションは必要だから、その維持にはやはり睡眠と健康的な生活は欠かせない。

何かこう、一発で問題を解消できるアイテムなりテクニックなりが転がっていないものだろうか。人類にとっては昔から付き合いの長い悩みであるはずなのに、いまだに明確な対策が成立していないあたりは、様々なものの限界を感じてしまう部分がある。
そもそも、こんなことを大きな悩みだと捉えるような人間は、一般的な範囲から外れた、常識外の神経質という話なのかもしれないが。


それはそれとして、せっかく時間を有効活用できるようになったというのに、あまり有効活用していないという別の問題がある。
浮いた時間を何に充てているかと問われれば、はっきりと答えることができないのだ。すなわち、これは記憶に残るような刺激的な作業に向き合えていないことを意味する。
これまで惰性で続けてきた、ただの日常的な営みから逸脱できていない。ちょっとやる気を出したとしても、単発の勢いで萎んでしまって大きな流れを作り出せない。
まぁこれ自体はそれほど難しい悩みではなくて、長いこと苦しんでいた生活習慣の壁をようやく突破したと思ったら、今度は新しく時間活用の壁が出てきたと思えばいいだけだ。
余った時間の優れた使い方を知らないから、手持ち無沙汰に感じているだけ。何度か計画性をもって試行錯誤していれば、そのうちピタッとハマるパターンが見つかるはずだろう。
今は、ぼんやりとではあるが、そんな希望を抱きつつある。

中でも最も排除しがたいハードルとして、日中の眠気というものがあり、先日や今日は、それにやられてしまった形になる。
私は三大欲求のうち、睡眠欲の力が最強だと考えているため、これは仕方ないというか、想定していなかったわけではない部分があるのだ。
食欲は我慢できるし放っておけば気にならなくなる。性欲は波があって完璧にコントロールするのは難しいが、他のことに集中していれば一切発動しなくなる。しかし睡眠欲は我慢すれば我慢するほど悪化していき、不足がもたらすのは全パフォーマンスの低下。基本的には毎日の必須行為で、抗いようがない。
だから対策は素直に睡眠欲を解消することで、つまり眠かったら寝てしまえばいい。

その上で考える必要が出てくるのが、眠い時に眠ってなお、それなりに規則的な生活を維持できるかどうかで、一日のうちで自律神経の働きや体力の調整を図ることが求められる。
そんなものの制御を思い通りにできるのかは知らないけれど、なんとなく不可能ではない気もするので、これからはちょっと意識して生きてみようと思う。
どうしても無理だと思ったら、また別の方法を日記で考えたい。