K's Graffiti

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宝塚記念

春競馬の締めくくりとなる宝塚記念
今年は強い牝馬が人気上位を占めるという、近年の傾向がよく表れたオッズだった。牝馬しか勝たん。
まぁ実際、今回は実力がはっきりしすぎていて馬券を買うとしたら上位人気馬だけでいいような気がしてしまって、オッズ的には普段の予想では美味しくない感じがした。
というわけで、ちょっと慣れない買い方(エア馬券)をしてみたのだが、意外にも上手くいったので記録として残しておきたい。

 

コントレイルが出走回避を表明した時点で、宝塚記念に対する馬券モチベーションは失せていた私だけれど、GⅠということで桜花賞から続けているエア馬券予想は、いつものように実施した。
お金を賭けていなくても、どの馬が走るか時間をかけてしっかり考えた上でレースを観戦するのは、非常に面白いものだ。

普段はワイドや馬連、3連複を中心に考えることが多いのだけれど、今回は人気上位馬が手堅すぎて、いつも通りでは当たったとしてもほとんど戻ってこないか、ガミる可能性が高かった。
穴を狙うとなおさらで、それだったら3連単で勝負したほうが期待値も高くなるのではないか。そんな風に思って選んだのは、1,2着流しマルチ。
ほぼ絶対に馬券になるであろうクロノジェネシスに加え、大阪杯でコントレイルに勝った無敗馬レイパパレは期待込みで、その2頭を軸にした3連単。3頭目は悩んだけれど、掲示板は外さないシルバーコレクターのカレンブーケドール、2年連続で2着に入っているキセキ、なんとなく外せないアリストテレス、道悪に備えてのモズベッロ、勢いのありそうなユニコーンライオン、といった布陣で30点での勝負だった。

宝塚記念

結果はクロノジェネシスの圧勝で、2,3着は逃げたユニコーンライオンとレイパパレという前残りの競馬で、またまたカレンブーケドールはしっかり4着に入るし、YouTubeの解説通りに中盤まで進めた福永先生のキセキは5着と、個人的には満足のいく展開だったように思う。
良馬場なのでモズベッロは大して期待していなかったけれど、アリストテレスは……やはり現4歳世代の牡馬は駄目なのだろうか。
唯一の荒れ要素であるユニコーンライオンは、しかしながらそれほど意外とも思えなかった。福永先生の動画にも出てきたし、細江さんのイチオシでもあったし、展開によっては十分に可能性があると感じていたので、取れない馬券ではないような気がした。

 

エア馬券記録

というわけで桜花賞から宝塚記念までのGⅠ全9レースについて、エア馬券の結果を残しておきたい。
最初は1,000円から2,000円程度で予想していたものの、それでは組み合わせに限界が出てきてしまうため、オークス以降は3,000円を基準としてエア馬券を考えるようになった。バリエーションが増えたからといって当たるとは限らず、少ない点数に大金を投じて的中させられる天才馬券師には一生なれそうもないけれど、予想の幅が広がるのは悪いことではない。

まぁ最後の最後で3連単が当たってしまったので、結果的には的中率33.3%の回収率98.3%というトントンの形になったものの、基本的には当たることを期待してはいけないギャンブルなのだと思い知らされることとなった。
ただ、予想の方法や馬券選びのパターンなどが、なんとなく自分の中で確立してきた感覚はあるので、秋のGⅠも同じように続けていきたい。年末には回収率100%以上で終えることを目標に、今後も競馬を楽しんでいけたら幸いかなと思っている。

ちなみに夏競馬は難易度が高すぎるため、特に予想をする予定はない。