K's Graffiti

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メモリ不足

先月の下旬に悩まされた、PCが起動しない現象の原因がメモリの故障であったことは既に日記に残しているけれど、現在までそのまま使い続けている。
もともと8GB×2の16GB構成だったので、半分の8GBでは心許ない感じはするものの、大きな負担をかける処理を行わなければ普通に動かすことはできる。
ただ、やはり長年16GBの余裕に慣れていたせいか、状況によってはスペック不足を感じざるを得ないシーンがあるのも事実だ。

 

そもそも本当にメモリの故障が原因なのか、あるいはスロット側に不具合が発生しているのかも検証していないから、場所をズラしてみれば16GBに戻せるかもしれない。
下手に弄って完全に動かなくなってしまっては元も子もないので、これ以上は触りたくないという思いもあって、なかなか実行できないでいるけれど、このまま8GBのメモリ1枚に負担をかけ続けていたら寿命は短くなるだろうし、悩ましい話だ。

よくある不都合としては、微妙なメモリリークの積み重ねで動作が重くなったり、YouTubeなどの複数タブを開きながらゲームをすることがスムーズにできなくなったりしている点が挙げられる。
ブラウザのアルゴリズム的には、メモリ総量に応じて使用量が変動するようになっているようだから、必ずしも以前と同じだけの余裕が求められるとは限らないけれど……記憶が正しければ平均して60%、つまり10GB弱は常にメモリを使用していた気がするので、いきなりその半分で頑張れと言われたらカツカツになるのも無理はない。
私の使い方にも悪い部分はあって、特に意識していないとブラウザのタブを20も30も同時に開きっぱなしにしてしまう癖を自覚しているから、この際に使わないタブは閉じるという習慣を身につけたほうがいいかもしれない。
メモリ使用率が95%あたりを超えてくると、タブを閉じることすらできず画面が固まってしまうから、どうしようもなくてお手上げになる。

 

そういえば、PCだけでなくスマホでも最近、メモリ不足を感じるようになった。
これも同様の癖で、複数のアプリを閉じないまま使い続けるということが珍しくないため、いつの間にか動作がもっさりするようになってしまうのだ。
買ったばかりの頃はスペック的には最新レベルだったので、それでも気になることはほとんどなかったのだけれど、流石に型落ちも型落ちで現行のインターネットやアプリケーションの環境にはついていけていないため、油断するとすぐに重くなる。
これも、いったん全アプリを落とせば解消するものの、根本的にはメモリが足りていないということになるため、そろそろ買い替えを検討すべきなのだろうと考えないこともない。

PCはメモリを新しく買って増設すればいいので、まだマシなのだが、スマホは拡張性に乏しいからそういった柔軟な対応はできない。
けれど、近年の縦長トレンドには好感が持てないことと、最も使っているツールの使い勝手が変わることへの抵抗感が大きすぎるため、物理的に機種変更を余儀なくされない限り重い腰はなかなか上がらないのだ。

2018年の春から使っているわりにはバッテリーの劣化が少ないから、まだまだイケると思っているのだけれど、CPUやメモリのスペック不足はどうしようもない。
新しめのソシャゲでは推奨端末から外されるようになっているから、買い替えのタイミングはかなり近くまで迫っている気がする。