K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

やり直し

今日は睡眠時間30分にも満たないくらいしか休んでいないため、実質的に寝ていない状態で書いている。
当然、まともな推敲なんかできないし、支離滅裂なことを書いていても気づかず突き進んでいる可能性があるから、過去の日記と比べても文章のクオリティは下から数えたほうが早いだろう。

 

なぜ、ほとんど眠らないという選択を取ったのかというと、壊れた生活リズムを無理やりリセットするという目的以外にはないわけだが、やはり私は眠るのが大好きなので連続覚醒時間が一定量を超えると、糸が切れたように働きが悪くなるようだ。
今この瞬間にも意識が途切れてしまいそうなくらい、端的に言って眠くて怠い。

日中もう少し、神経を使いすぎない活動にとどめていたら、まだ余裕はあっただろうに。
よりにもよって目を酷使することになったので、私の脳内は新しく入ってくる情報を処理するために激しく揺れ動き、そしてそろそろ限界を迎えようとしている。

 

クリアするまで日記には書かないと宣言したSEKIROだけれど、流石に書かずにはいられない出来事があったので戒めとして残しておきたい。
買ってから毎日プレイしているわけではないが、気が向いたタイミングで少しずつ進めていたこの死にゲーも、いよいよ中盤を過ぎようかというところだった。
ようやく慣れてきたものの、まだまだ見慣れぬ敵には為す術なく殺されてしまうし、本当に僅かずつだけ成長を見せていく感じだ。

基本的に攻略情報を見ながら、ということはなく、まずは自分の目に映る世界を重視しているから、思わぬところで時間を食う。
ある意味、ネタバレを喰らわないから気楽に臨める反面、詰まったらトコトン時間を使うことになってどうしようもない。
私は妥協案として、何度か自力で挑戦して光明がまったく見えなかった場合に限り、調べて参考にすることを自ら許容した。
まぁ結局、調べたところでバケモンだらけなので、すぐに勝てるわけではないのだが。

なんやかんや苦戦しながらも、中盤終わりと思われる梟との対峙シーンまでやってきて、慣れやコツのようなものをいつの間にか身につけているような気がし始める。
そして、出てきた選択肢だ。
御子を救うか、捨てるか。
他の場面でも似たような選択を求められたことがあり、結局どちらを選んでも会話内容が少し変わる程度で進行に影響はなかった、
今回も似たようなものだろうと、いい加減な気持ちで選んでしまったのだが、どうやら攻略サイトを見たところエンディングの分岐ポイントということで、しかもこのルートだけ途中で終わってしまうパターンなのだとか。
これはひどい
せっかく新鮮な気持ちで臨める一周目なのに、まさか中盤でストーリーが終わってしまうなんて想像もしていなかった。

修羅エンドと呼ばれるそれは、周回を前提として考えた時に他のルートと相性が悪い。
別ルートでは後に出てくるボスを倒すことで貰えるアイテムが手に入らず、強化することができない。
何より、サイトで説明されている今後開放されるはずだったマップに入れないのは残念よ極みで、数分前まで戻せないだろうかと初めて思った。
仮にクリアしたとしても、最大強化できない状態で再び周回することになるため、普通のエンディングを見る場合と比べて明らかに難易度が上がってしまうのだ。
そもそもボスの二連戦でまったく勝てる気がしていないのだけれど、やはりこのルートは最後に選ぶものなのではないだろうか。
いずれにせよ、元に戻せない事実を知った瞬間に、一気にモチベーションが落ちてしまった。これでは、もうクリアできないかもしれない。

悟った後の行動は素早く、タイトル画面に戻った私はNEW GAMEを押下した。
最初から、やり直しだ。
ここまで36時間近く遊んでいたみたいで、初見時と比べたらサクサク進むことができるため、これはこれで意外と楽しい。
苦労して倒したからもう相手をしたくないと思っていたボスにも、この感じなら立ち向かえそうにも思う。

そんなわけで、梟の選択肢が出るシーンまで一気に進めることを決めて、今日はずっと、一度は通過した戦いを延々と続けていた。
パターンを知っているとはいえ強いボスには苦戦するし、逆に初見時の死闘が嘘のように簡単に勝てる相手も出てきて、上達を知るという別の楽しみ方ができているから案外、悪いものではなかった。

RTAには遠く及ばない速度のため、まだ梟のシーンまでは遠いけれど、失敗と経験をしっかり活かせているということを自覚できたのはよかった。

 

……それにしても眠すぎて、途中で何度も意味不明な文字列を並べることになっていたし、瞬間的に眠りながら書いた部分もあるから、さぞかしひどい文章になっていることだろう。
……ああ、眠すぎる。