K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

止められないエアコン

本格的な夏に突入してしばらく経つけれど、いよいよエアコンの連続稼働時間が一週間近くになりそうで、来月の電気代請求がどうなることか……今から恐ろしく思う。
エアコン自体は梅雨真っ盛りだった先月から頻繁に動かしていたのだけれど、夜は切っていても問題ない日が多かったから、電気代を気にすることはなかった。しかしながら、もはや夜中にエアコンを止めることは死ににいくようなもので、オフにするタイミングが見つからない状態が続いている。

 

電気代のことを考えるなら、場合によっては、つけっぱなしのほうが好ましいという話がある。
最も電力を消費するのは、電源を入れてからの数十分で、熱がこもった部屋の空気を設定温度まで下げるために使用するエネルギーは、ずっと稼働させ続けているよりも大きいのだとか。

とはいえ、基本的に引きこもりなので昼夜問わず部屋にいて、日中はもちろん切るわけにはいかないのだが、夜も寝苦しさを避けるにはエアコンの力が必要だ。
いくら省エネであっても、使用時間が長くなればそれだけ使用量は増えてしまうから、どうしても懸念は残り続ける。

たとえば夜だけは切って、窓を開け夜風を活用し、どうしても我慢ならない場合にのみ再稼働させるといった方針にすれば多少は抑えられるはずだけれど、とりあえずは一度、請求を待ったほうがいいだろうか。
あまりにも高額に跳ね上がっていたら、流石に何かしらの対策は必要だし、意外に安く済むのであればこのまま放置していても問題ないだろう。

ちなみに、エアコンについては詳しくないのだが、冷房を使うよりも除湿を使ったほうが遥かに冷涼効果があるように感じる。
どちらのほうが電気代がかかる、といった違いがあるのかもわからないけれど、冷房に切り替えると途端に空気が蒸し暑さを増していき、再び除湿に戻すか設定温度を下げるかしないと、生きていられなくなる。
いったい、どうするのが最適なのだろう。

 

冬は冬で相当に寒かったから覚悟はしていたものの、実際に夏が到来すると驚くほど暑い。
築数年だというのに、今どき流行りの気密性を重視した思想とはかけ離れたガバガバの天井や壁で出来ている建物なので、何度も書いているように隣人の生活音は気配りがなければ基本的に筒抜けであるし、季節特有の気温による影響を非常に受けやすく、空間そのものから浴びるストレスは入居する前には想像していなかったレベルで厳しい。
賃料や広さは満足できる水準であるため、とても惜しい。一見するとわからない建材の問題を、もし内見時に知ることができていたら、きっと選ぶことはなかっただろう。
もう終わった話だが。

まだ一年も経っていないから、時季に応じた「こうすればいい」という感覚が身についていない点も、ストレスの大きな要因だ。
現状、把握している分だけでも、次の契約更新の際に出ていこうとするには十分な理由があるけれど、まぁそれはその時に悩めばいい話かもしれない。
複数の面倒な都合により、きっと私は他の物件と契約を結ぶことが極めて難しい境遇に陥っているだろうから、少なくとも一度は更新しなければならないはずだ。
次の次、つまりは三年後になるはずだけれど、そのタイミングでどのような選択肢を手に入れることができているかが、大きく人生を左右する分水嶺になる気がしている。

まぁそんなわけで、暑くなってきて頭の調子がおかしい今日この頃ではあるが、少しずつ成果を出せるように、進捗を生み出せるように、行動していかなければならないのだ。
あらためて、自覚を持とうと思った。