電話嫌いな上に急ぎでもないから、自ら問い合わせをしたわけではないのだけれど、どうやらAmazon〜ヤマト運輸の流れが著しく滞っているらしい。
Twitterで調べてみたら、数日前に配達予定の荷物がまだ届いていないという人もちらほら……というわけで、昨日の日記で書いた新しい椅子を使えるようになるまでは、しばらく時間がかかりそうだ。
ブラックフライデーのようにわかりやすいセール時には注文が殺到して、運送会社は多忙を極める。恥ずかしながら、注文時には頭にない視点だった。
そもそも大型の荷物なので、普段の小さな買い物とは異なり、プライム会員といえど詳細な配達日の指定ができなかった。
注文画面にあるのは「お急ぎ」便だけで、受け取り日時をこちらの都合に合わせるためには別途、配送業者のサイトから指定する必要がある。
昨日の夕方頃に発送連絡が届いたので、私は指定時間を本日12/4の14時から16時の間に設定した。午前中に外出の用事なんてもちろんないけれど、多少の寝坊には対応できるし、暗くなる前のほうが好ましいと思っての判断だ。
結果的には、指定作業自体が無駄になったわけだが。
大きな箱を部屋の中に入れてもらうわけだから、玄関周辺を片付ける必要があった。空になったペットボトルや牛乳パック、以前に受け取った荷物の段ボールなど、個人的に処理を後回しにしがちなアイテムを玄関扉の辺りに散乱させてしまうのは、私の性格の問題でしかないのだが、とにかく油断していると他人を家に招けない程度には足の踏み場が失われていく。
荷物が到着してしまってからでは遅い。流石に重い腰を上げて、積み上がった物体を移動させた。そうして半年ぶりか、それ以上かもしれないが、久しぶりに廊下が元の姿を取り戻したように思う。
短い時間とはいえ、他人と対面する。寝起きの冴えない顔色や乱れた頭髪を晒すことには抵抗感があるし、服装も寝間着のままでは躊躇する。いつものことだが、荷物が予定されている日には、外に出る際と同じくらいの気持ちで準備を行う。
シャワーを浴びて、いつでも外出できる格好に着替えた。通路を確保して、何時に訪れても問題ないように備える。
見る人によっては病的に面倒くさい性格で仕方ないとは思うが、こうしないと許せないのだからどうしようもない。今回のように労力が無駄になったとしても、懲りることはないだろう。
これを書いているのは、普段より若干早めの18時頃だが、今のところ配達情報が更新される目処は立っていない。
追跡情報によると、そもそも地元の配送センターにすら届いていないようで、おそらくAmazonの倉庫からヤマト運輸に受け渡された後、まったく動いていないものと思われる。
具体的にはAFC支店というヤマトのAmazon専用支店なのだが、様々な情報から鑑みるに、現場は大変に混雑していることだろう。
届けてもらう立場として、もちろん不満は抱きつつも、状況を考慮するとあまり文句は言えないような気がする。
すっかり部屋着に着替え直して、もう今日は配達されないものだと思い込んでリラックスしてしまっているけれど、これで夜中に運ばれてきたら逆にどうしようかと思う。
再配達に際しては何かしらの連絡があればいいのだが、遅延の件も含めて情報連携がAmazon経由になるのか、ヤマト運輸経由になるのか、いまいち仕組みがわからない。
私は数日くらい待ってもいい心持ちだが、急ぎの荷物を心待ちにしている人は穏やかではいられないだろう。こんな時期に注文してしまった間の悪さが、すべての原因ではあるのだが……こういう機会でなければ買わない物も多いだろうし、きっとセールと配送遅延はセットで考えなければならないのだろう。
そんなわけで、もうしばらくストレスの溜まる椅子の世話になることになる。
配送中の事故とか、不良品とか、余計な不運に当たらないことを願いたい。
