K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

menu

食事を自分で用意するのが非常に億劫だったので、久々に配達サービスを利用した。
以前はUberだったけれど、今日は初のmenuだ。先日、クーポンが郵便受けに入っていたから、せっかくなので使ってやろうと思った。
どうやらWeb版はないらしく、アプリのみのサービスということでUberに劣る感は否めないけれど、誰とも対面することなく商品が届くのであれば、なんでもいい。

 

世間の状況的に、世の中の人間はもっと頻繁に利用しているのかもしれない。ただ、私は食費にコストをかけたくない人間なので、この手の配達サービスを普通に使おうとすると、高すぎて手が出せないのだ。
ケチ臭いけれど、注文あたり数百円程度の出費で済むように、クーポンが配られた場合のみ検討することにしている。

嫌らしいことに、クーポンにも条件が付いている。決められた金額以上の注文に限り使えるというもので、今回は1,500円がボーダーだったから、たとえば合計1,000円では安くならない。
何かが食べたいという欲求があるわけではないから、適当にいくつかの店のラインナップを眺めて金額を満たせるように選ぼうとするのだが、これがなかなか難しい。
価格設定が絶妙に1500に足りなかったり、大幅に上回ってしまったりする。どうにも1000前後が多く、750を2つというわけにもいかない。
結局、若干はみ出すのは許容して、サイドメニューを追加する形で注文することにした。ついでに30日間お試しのサブスクに登録して、基本配達料を無料にしておく。来月中に解約するのを忘れないようにしなければならない。
Uberは時間帯によって配達料を無料にできる仕組みがあるのだけれど、menuに類似の割安サービスはあるのだろうか。スマホ画面オンリーのためUIがわかりづらく、見つけることができなかった。

ともあれ、注文までスムーズに進み、配達も予定時刻より随分と早かった。
まぁ注文確定後から配達までの流れなんてどんなサービスを使っていても大差ないのだろうし、金額を気にしないのであれば変に悩む必要もないのだろう。
そういう意味では、私のように通常料金で利用する気のない人間は運営会社からしたら余計な経費でしかないわけで、注文時にああでもないこうでもないとストレスを生成するのは仕方ないところがある。

 

まだ一回分のクーポンが残っているから、来月のどこかでもう一度menuを利用する機会はあると思う。
ただUberもそうだが、初回以外ではあまり便利なクーポンを配ってくれないイメージがあるから、使うのは年に数回あるかないかといったところ。

これは余談だが、どうやら隣人は週に何度も……というか月の半分以上は夕飯を届けてもらっているようなのだが、不思議なものだ。
毎回1,000円だとしたら、それだけで私の一か月の食費を超えてしまう。
しかし、普通に考えたら、おかしいのは私のほうなのかもしれない。ちょっと調べてみて知った情報によると、食費に月数万円なんて別に珍しくもないのだから。