K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

暗黒魂

先月末から何かと慌ただしく過ごしていたから、今日は何かを書こう、と日記の内容に悩むことはあまりなかった。
久しぶりのような気がする。まったくネタが思い浮かばないのは。
まぁ生きているのだから一切の出来事を経験していないというわけではないのだけれど、自らノルマとして定めている最低限の1,000字を満たすほどのトピックがないのだ。
日記以外の確実な日課を作っておけば、こういう時に困ることはないだろうに。

 

細かいネタなら、いくつか存在する。
たとえば、先週に注文した椅子がまだ届いておらず、三日前から配送ステータスに変化がないこととか……昨日の朝から午後にかけて隣人の部屋から物音が断続的に響いてきて、複数人が出入りしていたので引っ越したのかと思ったら、今朝いつものように生活音が聞こえてきたこととか……先日のSteamオータムセールで購入したダクソ無印を試しに始めてみたこととか。

ふむふむ、ダクソの話だったら、なんだかんだ書けそうな気がするので、続けてみることにしよう。
実は、日記に書いてはいなかったのだけれど、ダークソウルを買ってしまったのだ。もともと買う気はなかったのだが、ダクソリマスターが安くなるのは珍しいという意見が目に入り、若干の興味があったのでポチッとしてしまった次第だ。
パッケージ商品なら届くまでに時間がかかるし、受け取らなければならないというプレッシャーから手が伸びないことも多いのだけれど、ダウンロードしてすぐに遊べるとなると、ゲームを始めようと思う心持ちがステレオタイプのものとは大きく異なる。
日常的に出費を節約しているにもかかわらず、ソシャゲの課金に対する抵抗感が弱いのと、少し似ているかもしれない。

 

フロムゲーと言えば、死んで覚えるマゾゲーというイメージがある。
昨年はダクソ3を遊び尽くし、今年の夏はSEKIROを楽しんできたけれど、難しいからこそクリアした時の快感が素晴らしいという性質は共通していた。
リマスターで何が変わったのかは調べていないので知らないけれど、初代ダークソウルということで、多少の古臭さは覚悟していた。それでも、フロムゲーの魅力を味わうことはできるだろうと思ったのだ。

実際にやってみると、想像していた以上に難しかった。難しいというか、意地悪という表現のほうが近い気がする。
後発作品では、きっと改善されていたであろうストレス要因が、容赦なく襲いかかる。
雰囲気が異なるSEKIROはともかく、同じ世界観であるダクソ3と比べても、上手く動かせない感が強い。これはグラフィックの品質だけでなく、UIやゲームコンセプトの問題でもあるように思う。
正直、まだ序盤のステージ・ボスを前にして詰まっている段階だが、最後まで行ける気がしない。

心が折れるような感覚は他のフロムゲーでも味わってきたことだが、今回は単純な難易度以上に、プレイ中のもどかしさが占める割合が大きい。
極力、攻略情報は見ないようにするつもりだったけれど、あまりにも進捗が出ないようなら、大いに参考にしてしまう可能性もある。
最悪、ダクソなのでレベルを上げて物理で殴る戦法が通用するだろうし、時間をかけつつも終盤までは持っていきたい考えはある。

ふと、他の作品は長時間のぶっ続けプレイができたのに対して、本作はストレスが溜まりすぎて無理であることに気づいた。
健全というか、無意識的な精神汚染回避というか、毎日30分程度でやめるのがちょうどいい気さえする。