K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

混沌としたトレンド

なんだか殺伐とした世の中だけれど、私は私が興味を持っていることにしか目を向けていないので、たとえばTwitterのトレンドなんかを眺めていると、当人とはまったく関係のないはずの出来事に対して、大きく感情を揺さぶられている人が随分と多いことに気づく。
今日はウマ娘1st Anniversaryということで、新シナリオが実装された。楽しくて、昼からずっと遊んでいたら一瞬で夜になっていたから、ますます時間泥棒具合に拍車がかかったのは間違いない。しばらく経ったら、少しプレイ時間を減らそうと思う。

 

ウマについて詳しく書くつもりはなく、まだまだ新しく追加・変更された情報も整理されていないから、とりあえず今は新コンテンツを楽しんでいるということだけ言っておきたい。
対人向け育成の今後は大変そうではあるけれど、ライト層にとってはより満足度の高いゲームになっているだろうから、コンテンツの方向性としては悪くない感じがする。

さて、ウマをやりながら画面の横に表示させていたYouTubeの配信やTwitterに目を向けると、興味がなくても世の中の大まかな動向が目に入ってくる。
まぁ知っていて損はないというか、知らないよりはマシということで流し見程度に軽く考えてみたのだけれど、思っていたよりも面白いことになっているらしい。

某国の戦争に関しては、ひょっとしたら世界中の人間にとって他人事ではなくなるかもしれない、歴史的な一大事件なのだろう。
十年後や二十年後の世界史を学ぶとしたら、現代史において習うことになるかもしれない。
ただ、だからと言って平和ボケした日本国民の一人である自分が何かをできるわけでもなく、ただ起こっている事実をそのまま受け止めるだけなので、特に言及できることはない。
今のところは、日常的に無数に流れていくニュースの一つとして認識しておくことしかできないだろう。

それと関連しているのか微妙なところではあるが、某国と似た名前の某配信者について……こちらのほうが私の観測した範囲では影響を受けている人が多いように感じた。
その人が提供するコンテンツが大好きで、心から応援していたという人にとっては、生涯にわたって忘れられないくらいショックな出来事なのかもしれない。
一方で私は、界隈全体に対してほとんど関心を抱いていないという関係から、非常にフラットな視座を獲得することができている。その人のネット上におけるキャラクターとしての名前や外見的イメージは、オタクコンテンツに触れることが多いから既知ではあったものの、配信を見たことはないし、キャラ作りや性格、声などコンテンツの本質部分については何も知らない。要するに、感情移入する余地がないのだ。
今回の騒動における彼女の行動は、ひたすらに悪手で埋め尽くされている。事務所に対するネガティブなコメントも多く見受けられたけれど、これは当然の対応としか思えなかった。
思うに、ここ数年で急成長してきた市場であるがゆえに、会社としても、あるいは演者それぞれの意識においても、諸々の整備が不十分だったのではないだろうか。これまでも完全に他人事ながら危うさを感じていたのだが、それがとうとう露見してしまった感覚だ。
昨年にも某声優の件で話題になったけれど、コンプライアンスというものは今の時代、本当に重要なのだろう。いつか私も、何か情報を守らなければならない局面に向き合うことになるかもしれないし、あながち他人事とも言えない可能性はある。
まぁいわゆる社会人としては、常識以外の何物でもないのだが。

 

他にも語れる話題はたくさんあるような気はするが、情報に目を通してなお「どうでもいい」出来事だったので、日記としてはこんなところだろうか。
唯一、絶妙に関連していないとは言いがたいものとして、エルデンリングというゲームの話がある。
某リングの返金で買える、などとネタツイートがあったけれど、それはさておき、明日は待ちに待ったフロムソフトウェアの新作だ。
これまで、まだダクソ2はクリア前だがシリーズを一通り遊んできて、SEKIROも楽しんだ。正直に言うと、発売直後からすぐにでも遊びたい。絶対に、とは言わないまでも高い確率で神ゲーだろうし、過去のシリーズにはない要素が盛り込まれているから、きっと無限にやり込むことができる。
ただあいにく、すぐにプレイする時間は取れそうにないし、過去作品をSteamのセールで買ってきたからフルプライスを高く感じてしまうバグが生じている。
そういうわけで、興味はあるものの急いで買う必要性は低く、一年後か二年後くらいに半額以下で買えるようになったら欲しい、といった心持ちだ。

まぁどうせ自分で遊んでいないゲームなんて細かく覚えているはずはないという読みで、好きな配信者がやっていたら、たぶん見てしまうのだろう。
なぜか私はアニメのネタバレには厳しいが、ゲームのネタバレには比較的寛容なのだ。