K's Graffiti

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朝日杯FS2021予想

実力が不明の2歳GⅠ第2弾ということで、毎度のことながら予想が難しい。
そもそも軸にする馬に悩むし、まだ自分の中で応援したい推し馬のイメージが形成されていないものだから、他人の考えを鵜呑みにしがちだし買い目はバラつく。
しかも、クラシックを見据える有力馬はホープフルに行くという最近の流れを鑑みると、このレースから次世代のエースが誕生する確率は低そうに思える。
一応、様々な観点から楽しみを見出していくつもりではあるが、あまり大きく賭けないほうが賢明かもしれない。

 

オッズから判断するなら、セリフォスとジオグリフの2強という雰囲気が出来上がっているけれど、正直に言えば何が来てもおかしくはない。
昨年の勝ち馬グレナディアガーズは7番人気だったし、2016年なんて人気馬が全部飛ぶ大荒れ模様……2017年はガチガチの決着となっているが、2018年や2019年には人気薄が馬券に絡んでいることから、阪神1600の中では意外な結果になる可能性が高めのレースとも言えるのではないだろうか。
まだ成長途上の馬が多いことから、仮に本質的な実力において差があったとしても、ペースや位置取りといった不確定要素により十分な能力を発揮できなかったり、レース当日に万全のコンディションで挑めなかったり、何かとイレギュラーは想定するべきであって、クラシックや古馬戦以上に「強いから確勝」という軽率な判断は避けるべきだと感じる。
そういう考えもあって、軸の選定が非常に難しいのだ。

ちなみに、直感ではジオグリフを本命にしたいと思った。ただ、調べると不安要素がそれなりに出てくるから、直感に対する自信はあまりない。喉鳴り疑惑や、距離短縮の影響がどう出るのかも、いまいちわからない。
馬券内という意味で見ていくなら、セリフォスのほうが手堅いようにも思える。ダイワメジャー産駒というのも適性面で合っているようだし、1600の重賞を既に2つ取っているから今のところ実力に問題はなさそうだ。

他に有力どころとしては、ドーブネ、アルナシーム、オタルエバーあたりに注目している。
ドーブネとオタルエバーは距離延長組だが、もし短距離志向の馬が走るようなら、悪くない結果を残せるかもしれない。
ルナシームは東スポ杯で掛かりっぱなしだったから距離短縮は悪くないし、スタミナ切れにならなければ、といったところだ。
相変わらず内の荒れた外差し馬場だとすると、前で競馬をする馬は高く評価しづらいところがあるから、やはりコレという馬は決められないのだけれど。

◎セリフォス
◯ドーブネ
▲ジオグリフ
△ドウデュース
△ダノンスコーピオ
△オタルエバ
☆アルナシー

まぁだいたい人気馬で埋まってしまった。
別にウマ娘プレイヤーだから藤田オーナーの馬に期待しているというわけではないのだが、この馬が活躍する展開になると面白いかなという、若干の願望込みの印だ。
今回も当たればラッキーという気持ちで1,000円前後の観戦料を払って、適度に楽しむことにしたい。