K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

睡眠時間倍増

眠気が限界を迎えるまで起きていて、目覚ましアラームの設定はせず好きなだけ眠る。先週から試している不眠症対策なのだが、意外と上手くいっていることは数日前に書いたように思う。
ただ、どうしても特定の時間帯に起きていたい日というのは存在するため、睡眠時間と被ってしまう可能性がある場合には、起床時刻をあらかじめ設定する必要がある。
今日はそれで、大きな失敗をした。

 

基本的には、好きなだけ眠れるわけだからストレス削減になっているとは思う。もし私が極端な神経質でなければ、眠りに関する悩みはほとんどなくなっていたことだろう。
残念ながら、ちょっとした物音で現実に引き戻される確率が高いため、たとえば隣人の目覚ましアラーム音であったり、出入りの足音であったり、普通の人が大して気にしないような生活音によって睡眠を中断せざるを得ない場合があるのだ。
以前と比べたら随分と質が高まったとはいえ、いまだに不測の事態で寝不足に陥ることがないわけではない。

今日は、それとはまた異なる理由によって、寝起きに問題を抱える羽目になった。
布団に入ったのは朝の5時過ぎ、完全に入眠できたのは6時前後だったと思うけれど、できれば昼頃には起きたいと思っていた。というのも、土曜ではあるが午後にはリアルタイムで競馬を見たかったし、あまりにも生活リズムが後ろにズレすぎると、明日のメインレースに寝坊する可能性があるからだ。
11時半を過ぎたくらいに起きるのが、睡眠時間的にも妥協ラインと言えるし理想的だと考えていた。

結果、16時過ぎに起きた。
一度は11時台に目覚めた記憶があるのだが、どうにも余裕があると判断したらしく、躊躇いなく二度寝に突入してしまったようだ。
確かに、最近は8時間以上たっぷり眠っている日が多かったから、5時間に不足を感じたのは理解できる。しかし、それにしても同じ時間だけ追加するとは思わないだろう。
寝過ごしても14時くらいの想定だったから、焦ってしまった。見たかったレースは見られず、そして今夜はまた眠れずに過ごすことになる。明日への影響も少なくない。
困った話だ。

 

ありがちな出来事なのだが、身体が満足できる一定の睡眠要求を満たさず途中で目を覚ました場合、それまでの眠りは半ば無効になるようなイメージがある。
今回、前半の5時間は予定通りではあったものの、本質的な満足には到底及んでいなかった。おそらく、7時間程度の連続睡眠を確保できていれば、気持ちよく起床することができたに違いない。
実際には、5時間の睡眠が5時間分としてカウントされない中途半端な目覚めを果たしてしまったばかりに、その後の二度寝が2時間では済まなかった。
最初から、無理に早起きしようとせず13時から14時の間くらいを目標にしておくべきだったのかもしれない。まぁ結果論だが、よく知っている自らの体質を信じるのであれば、今日の選択はベストではなかったと言わざるを得ないだろう。

なお、以上のことを考慮した上で実践したとしても、思い通りにいかないのが世の理でもある。
そういう日に限って、隣人が来客を呼んでいたり、外で工事をやっていたりと、体質的に眠るのが困難な状況になるものなのだから。
日中なので文句を言うわけにもいかず、一方的にストレスを溜めるしかない最悪のパターンだが、そういう日は過去に何度か遭遇しているから可能性は否定できない。
そういう日の昼間と、眠りのタイミングが被るかどうかは運任せであり、強いて言うなら住居を変えるくらいしか改善策がないのがつらいところだ。