K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

書く時間

この日課を始めてからニ年以上が経っているけれど、毎日の日課とはいえ、書いている時間は日によって大きく異なる。
当初は固定の更新時刻に決めている22時には確実に間に合うように、という意識があったはずなのだが、いつしか、間に合わないならそれはそれで構わない、就寝するまでに書き終えたら問題ない、と思うようになっていた。

 

書き終えるタイミングとして最も多いのは更新時刻直前の21時台だと思うのだけれど、二年前は正午から夕方の間に書くことも少なくなかった。
書きたいテーマが決まっていて、日課だからということではなく、自発的に手が空いた時に書く流れを作っていたのだ。
それが今では、日中に取り組むことはほとんど不可能だし、すっかり日が暮れてから今日の日記はどうしようかと考える始末……競馬など特定の日にイベントがある場合は別として、基本的に外出せず景色の変わらない刺激に乏しい生活を続けている以上は、それなりのボリュームで書ける話題を絶えず継続して日記化していくのに限界がある。
どうにかTwitterのトレンドや、体調の問題、食事や睡眠といった生命にとって欠かせない根源的なテーマから文章を捻出しているものの、かなり遅い時間になるまで書くモードに入れない日が増えてきたから、最近は空の記事に文章を追加するのが翌日の深夜になることが珍しくない。
実際、現在は3時を過ぎたところだ。

先週は夜に寝て午前中に起きるという、一般的に悪くない生活リズムで過ごせていたのだが、徐々に体内時計はズレていき……今週はすっかり昼夜逆転の期間に突入してしまった。
こうなると、ますます日記のタイミングが後ろ倒しになりがちだ。起きるのは午後になってから、今日というか昨日なんかは夕方近くになっていたのだけれど、起床直後は文章執筆状態からは程遠いコンディションであることが多く、どうしても状態が整うまで半日くらいは起きていなければならない。
書きたいと強く思う出来事が起こらない限りは、後回しになってしまうのは仕方ないことなのだ。
まぁ言ってしまえば、この習慣は今後も続けていくつもりではあるけれど、モチベーション自体は惰性でこなす程度まで下がっているということになる。
来年、再来年まで続けられている自信がないので、何かしらのテコ入れは欲しい気はする。

 

時間の都合で次の日になる予定だった例のアレの回顧だけれど、今回の日記で軽く触れて終わることにしよう。
個人的なシャフリヤールへの期待度は相当に高かったのだが、やはり適性の壁は大きいということなのか……スローすぎて折り合いを欠き気味だったのと、慣れない長い坂に疲れてしまったのか、持ち前のキレる脚は残っていないように見えた。
結果は残念ではあったが、遠い地で慣れない競馬場を無事に走りきったこと、そもそも出走したことが素晴らしいのだから、決して悪くないチャレンジだったと思う。

結果を受けて、秋にどのような路線を歩むことになるのか楽しみだけれど、勝てるチャンスという意味では凱旋門賞よりもスピードを活かせるレースのほうが合っているだろう。
遠征経験によって精神的な成長は大きいはずだし、一般的に馬が完成すると言われる4歳の秋には、得意な舞台で能力を発揮してほしいのだ。
月末の宝塚記念に出走予定のエフフォーリアも、この春は万全とはいかない状況ではあるが……もし両者がジャパンカップでぶつかることになれば、あのダービーの決着ということにもなる。
一人の競馬ファンとして想像する面白い展開が、本当に実現するかどうか微妙なところではあるけれど、陣営には馬にとってベストな選択をしてほしいという気持ちは強い。