K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

配達完了

先月末にAmazonブラックフライデーセールで購入した一連の荷物が届いた。
安さを目指した結果、通常の注文ではなく定期便の15%割引も上乗せする形を選ぶことにしたので、やや間隔が空いてしまったけれど、ちゃんと予定日に届けられたところを鑑みるに、今年は「当たり」を引いたらしい。
確か、昨年の同時期にもセール対象商品を注文をしたところ、指定日を過ぎてもステータスが変わらず、配達が大幅に遅延していた記憶があるので、今年はスムーズに配達してくれて助かった。

 

軽くTwitterで調べてみると、注文のタイミングや内容、地域によっては遅延の影響を受けている人が少なくないようで、私は運が良かったのだと思うしかない。
今は大手通販サイトのセールが重なって稀に見る繁忙期に突入しているようだから、引きこもりがちの人間としては配達業者には心から感謝しなければならないだろう。
実際、数日前から注文履歴を確認していたのだけれど、昨日の朝の段階では全商品が未発送のままだった。ひょっとしたら一週間程度は余分に待たなければならないかもしれない……などと覚悟はしていたから、夕方にかけて立て続けに発送の通知が届いたのを確認して、心から安心したものだった。
まぁシステム上のステータスが発送済に変わっていても、現実的には未発送であったり、業者が多忙のあまり倉庫に放置されていたり、予定通りに届かない可能性は残っていたけれど、その心配も今朝方の配達中という通知によって解消される。
今日明日のうちに手元になければ死んでしまう、といった急を要する品ではないとはいえ、ちゃんと届くことを前提に今後の行動を考えているところがあるため、遅れなかったという事実にはありがたさを感じた。

なお、複数の商品を一度に注文した結果、途中の手続きは不明ながらも、業者がAmazonヤマト運輸に分けられてしまった。
確実性はヤマト運輸のほうが上の印象があるけれど、個人的には置き配可能という点で前者のほうが好ましい。
ずっと家にいるのだから、どちらでも変わらない……人によってはそんな見方もあるだろう。しかし、たとえ在宅であっても私は荷物の到着に応じるのが嫌なのだ。昨今の感染症対策という側面もあるけれど、純粋にコミュニケーションが面倒で仕方ない。
部屋の前に置いておいてくれと、インターホン経由で伝えれば顔を合わせる必要はないのだが、こちらとしては数週間まともに声を発することのない生活をしているものだから、会話が生じるというだけで気が重くなってしまう。
よくよく考えると異常なのは私なのだけれど、ヤマト運輸に置き配のオプションが用意されていない点に関しては、どうにも納得いかないのだ。

おそらくAmazonは複数の箱を一度に持ってきて、部屋の前に積み上げてくれるだろうから問題ない。実際そうだった。
ただ、置き配指示はできるものの、システム的な都合なのか時間指定はできず、下手をするとヤマトの配達員と時間帯が被ってしまう可能性がある。
私はそれが嫌だった。
逆に自ら面倒を生み出していると思われるかもしれないが、私の軸は常に変わらない。他者との余計な関わりを、なるべく減らすということに尽きる。
そんなわけで、実はまだヤマト運輸に任された荷物は届いていない。明日の私が起きているであろう時間帯に指定している。
受け取りに応じなければならないというのは気が乗らないけれど、配達員同士が鉢合わせたり、既に荷物が置かれているところに持ってこられるリスクは回避できるため、日を分ける判断をした。

 

Amazonは日頃からPrime Videoを使わせてもらっているけれど、私が滅多に買い物をしようと思わないせいで、一般的な注文を利用することは平均的なユーザーよりも少ないのではないかと思う。
今回は安かったのでまとめ買いに走ったものの、そもそも日常的に消費するものは食品以外に思いつかない。定期的にスーパーには行くが、食費を除けば支出の大半は家賃と光熱費なのだ。
次にAmazonで大きな買い物をするのは、いつになるだろう。入居したての頃は必要なものがたくさんあって、毎週のように通販を頼っていた覚えがあるけれど、今では消費ペースの遅い消耗品のページをたまに開く程度になってしまった。

あまり注文をしないがゆえに、たまに注文するのは大きなセールのタイミングになりやすく、すなわち私が注文する時は毎度のように配送状況がシビアな時期という、なんだか業者からすると面倒な客になっているかもしれない。
インターホンに出るのも億劫なので決して声は届けることはないけれど、心の中ではしっかり感謝しているから許してほしいところだ。