K's Graffiti

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サジタリウス杯2022準備

今月のチャンピオンズミーティング・サジタリウス杯のレギュレーションは、中山・芝・2500m・右回り・冬・曇り・稍重、ということで……天候とバ場は違うものの、昨年と同様に年末らしく有馬記念のコースとなる。
長距離チャンミは、なんとクライマックスシナリオ初回の三月以来なので、マンネリ化しつつあった育成内容が久しぶりに面白く感じられるかもしれない……そんな僅かな期待感はある。

 

もともと中距離における最適解に近かったクリオグリが、追込改造することで一部のマイルでも強いということが明らかになったせいで、グランドライブシナリオに入ってからはほとんどクリオグリ杯と化していたチャンミだけれど、ここにきてようやくクリオグリ以外のキャラクターを積極的に育成できるようになって、先月よりはモチベーション高く因子周回できていた今月の上旬だった。
とはいえ、各所で行われたルームマッチ検証の結果により、ある程度は理想的な編成が絞られてきた感は否めないため、勝ちを優先するならば完全に好きなキャラクターばかりを使うわけにもいかないというのが現実だ。
まず特徴的なのは、久しぶりに逃げが強いコースという点だ。一年目は基本的に逃げゲーではあったけれど、このところ先行か追込しか勝たないチャンミばかりだったから、なんだか懐かしく思う。
次いで、差し追込の後方脚質がバ群の伸び方によっては戦えるという感じで、中途半端な立ち位置となる先行は採用する理由がない。長距離で追込が最有力にならないのは意外ではあるものの、先行の格付けは過去の傾向と同様だ。

ありそうな編成パターンは以下の4つだろう。
①大逃げ逃げ逃げ
②大逃げ逃げ後ろ
③逃げ逃げ後ろ
④逃げ後ろ後ろ

逃げを競り合わせることで中盤にバ群を伸ばし、稼いだリードで逃げきるという戦略は一昔前のチャンミで強力だったけれど、最近は追い比べシステムの影響で逃げの火力不足が目立っていた。
しかし、長距離ではあるものの長すぎない有馬記念は、速度スキルの発動次第では中距離以上に後続を引き離しやすく、そして最終直線が短いため追い比べが有効に発動しづらい。
過去に強かった逃げの勝ちパターンを再現しやすいということで、今回は強い人ほど逃げを仕上げてくるだろうと予測できる。

実は、昨年のサジタリウス杯で勝ったのは水着マルゼンスキーだった。
基本的には追込環境であり、先行クリオグリの幸運な逃げきりを避けるための対策として逃げを出していた部分が大きいのだけれど、相手も逃げを出してくれていれば道中の乱数によっては十分に好走できる強さがあったのだ。
あれからスキルやステータスなど、あらゆる環境が変わったけれど、相対的に逃げの弱体化を招く追い比べが有効になりにくい今回、他の脚質よりも逃げが優勢になったという形だろう。
先駆けや先手必勝の最速発動化は今さらの話だが、最近のトップランナーやお先に失礼っ!といった強力な速度スキルの追加は、実のところ最高速度の低い逃げという脚質にとって大きなバフとなっていたのかもしれない。

さて、それでは私がどんな編成で挑むかというと……固有スキルが噛み合っていて、覚醒スキルも強力な上に、シナリオリンクで育てやすいバレンタインブルボンは、採用が確定している。
もはやチョコボン最強なのは周知の事実なので、持っている人間は使ってくるだろうが、活躍するのは今回限りだと思うからクリオグリとは違ってヘイトを集めることはないのではないかと思う。
個人的には、かなり上位のお気に入りキャラではあるから、勝たせてやれるチャンスが久々に巡ってきたのは純粋に嬉しい。因子周回でも重宝しているため、実は累計獲得ファン数が圧倒的トップということもあって、思い入れはかなり強い。

他の編成については悩むところではあったが、逃げの競り合いに負けた場合の勝ち筋を残しておきたいという意味で、後方脚質の採用は確定、候補は複数いたけれど、せっかくの有馬記念特効キャラクターだから配布の総大将スペに走ってもらうことにした。
あとは、先日のピックアップで話題になったクリスマスダスカがブルボンの二番手として活躍してくれそうなので、それでいいかなと考えている。
他に強いのは追込の衣装イナリらしいのだが未所持だし、大逃げではパーマーも戦えるそうなのだがそちらも未所持……まぁ今回はブルボンさえいれば決勝までは余裕だろう。

 

久しく目標ステータスを準備の記事で書いていなかったような気がするが、とりあえず今回は以下を目安にしている。
1450/901/1100/601/1100

スピードは高ければ高いほどいいのだが、サポートカードの編成の都合上、スピード2枚で安定して1600を目指すのは難しいので、ある程度は低くなっても妥協するつもりだ。足りない分は、道中スキルなどで距離を稼げばいい。
スタミナと根性はコース補正でスピードが若干ながら上がるため、できれば絶好調時に901以上を目指したいのだけれど、根性は因子やレッスンの出目で振れ幅が大きいため、特にこだわるつもりはない。上げられるだけ、という意識だ。
そしてパワーと賢さは、道中の安定感を高めるためにも軽視したくない。絶対に1100以上とは言わないまでも、少なくとも1000は欲しい。1000未満だと見栄えも悪いし、こちらは妥協したくない気持ちが強い。

という方針で数日前から育成を続けているのだが、現時点でブルボンとスペちゃんは予選に出せそうな個体が出来上がっている。
到底、世界最強と言えるほどの強さはない。ただ、プラチナ獲得には十分な水準だろうと判断している。
おはガチャ狙いで結局は引けなかったダスカは、今日の昼前にジュエルを消費して入手したばかりなので、開催までは延々とクリダスカの育成を回すことになるだろう。
かわいい。