K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

スコーピオ杯2022準備

今年十一月のチャンピオンズミーティング・スコーピオ杯のレギュレーションは、京都・芝・2200m・右回り・秋・晴れ・良バ場、ということで……現実では京都が改修中のため阪神開催となっているが、従来のエリザベス女王杯のコースとなる。
スコーピオ杯は昨年、乱数に負けて初めてプラチナ称号を落としてしまった大会のため、できれば勝ちたい月なのだが、いざ育成を始めてみると勝てる気がしなくなってくるから非常に苦しい。

 

あまり長々と書くこともないので簡潔にまとめて終わりにしたいところだけれど、まぁ言ってしまえば今月もクリオグリ杯だ。
コース形態が、ちょうど終盤に入る直前から下り坂判定のゾーンに入るため、ミラクルランのトリガーとして下校の楽しみが使える。そしてもちろんスリーセブンのタイミングも中距離のためベストとなっていて、要するに暴発も順位条件による不発もなく回復スキルを保険として積めるという、これまでで最も安定感のあるクリオグリを見ることができるコースと言える。
先月も追込クリオグリは使うことになったけれど、あれは不発事故も少なくない頻度で発生していたし、期待勝率自体は先行で使っていた時と大差なかった。
しかしながら今月は、3人が追込クリオグリを出走させた場合にはほとんどクリオグリしか勝たない。残念で仕方ないが、そういうレースを強いられることになっている。

下り坂の入口とスパート開始地点が重なっているということで、一応は先行も直滑降を安定加速として好走要員に数えることができる。
ただ、勝ち目があるパターンは馬群が伸びて、後方のウマが何かしらの不運によりパフォーマンスを発揮できない状況に限られるため、頑張って育てたとしても10%〜20%勝てれば良いほうだろう。
そして何より、レオ杯でも厳しかったスタミナのボーダーが今回も育成時に重くのしかかってくる。作るのが手軽かつ、追込クリオグリ一強に近い環境においては、とりあえずデバフキャラを採用するという人がたくさんいるだろう。
クリオグリは固有トリガーに回復が必要な上に、固有スキル自体に大幅な回復効果が付いているためデバフ耐性が極めて高いけれど、そうでないウマは思っている以上にスタミナケアに意識を割かなければならない。
ただでさえ消費スタミナの高い先行は、多めにスタミナトレーニングを踏んだり、複数の金回復を取得したりする必要があるため、限られた育成リソースをデバフ対策に取られる羽目になる。
こうした観点でクリオグリと比較すると、どうしても相対的に不利であるという事実を否定できなくなってしまうのだ。

というわけで、開催が迫ってきてはいるものの、私は追込クリオグリだけしかメンバーが決まっていない。
しかも、追込クリオグリは求められている要素が多く育成難易度が高いせいで、そう簡単には完成しないから大変だ。
妥協の妥協の妥協、くらいの決して強いとは言えない個体は手元にあるけれど、はたして決勝登録までに納得できる育成ができるのか……体感、半々といったところだが、それ以外のウマも用意しなければならないから現実的には厳しいと言うしかない。

このコースでなければ、というか事前に予想していた長距離でさえあればモチベーション高く本腰を入れて育成に励めただろうに、まさかのクリオグリ品評会続行という地獄になってしまって、あまり望ましい結果は得られそうにない雰囲気を感じ取っている。

 

このところサポートガチャをまともに回していないせいで、一線級のトレーナーと比べると育成資産に劣っていることを強く自覚する。
こんなことなら、スピードタキオン完凸を目指してもうひと天井すればよかった……などと考えてしまう。おかげで、もうすぐ10万ジュエルに届きそうではあるが。
ライトハローは1凸、スピード水マルとスピードタキオンは無凸、先日の賢さオグリは回さずに未所持、いまだにスピードカードの2番手はビコペという状況で、賢さフラワーも持っていないから、楽と言われている先行育成さえ今回は苦しい。

ファイン完凸シービー2凸のおかげで、かろうじて追込育成は最低限を満たせる手持ちだから、いっそのことデバフ追込追込クリオグリという後方脚質の編成で挑むのもアリかもしれない。
せっかく先行用の因子周回をしたのに使えないのは悔しいけれど、満足いくウマに仕上がらないのだから、きっと諦めも肝心なのだろう。