本当は有馬の予想記事を書こうと思っていたのだが、連日の睡眠不足が祟って気力が湧かなかったので、やむを得ず明日になってから考えをまとめようと思う。
それでは今日は何を書くかというと……もう眠いので、私にしては珍しく筆を投げて諦めようという気持ちになっている。
だって、目を開けていられないのだから。仕方ない。
一日前倒しで、クリスマス仕様のちょっと豪華な食事をするということで、先月の上旬ぶりに帰省したのだけれど、床暖房の効いた部屋、不愉快な隣人のいない環境、そして身体に浸透する栄養豊富な夕食……それらの幸福要素が絡まり合った結果、どうやら私に安心感をもたらしてくれたようだった。
自宅にいたら、多少の睡眠不足や体調不良は日常茶飯事なので大して気にしないことが多い。しかし、実家では心が完全にリラックスしてしまうらしい。
急激に襲いかかってくる心地好い眠気に抗うことはできず、横になったら普段は不得手な睡眠に、瞬時に移行できそうな気配さえある。
日課である日記を放棄したくなるほどに、今の私は全身が蕩けているのだ。
特別に体力を使う何かをしたわけではないし、日頃のスタンスを引きずって、せっかく家族と会っているというのに口数少なく、消費エネルギーは最低限に留めているはずだった。
いくら基礎体力が低いからといっても、ちょっと外を歩いただけで力尽きるなんて、これまでの経験からは考えにくい。
これは無自覚ながらも最悪に近いコンディションと、半ば強制的に休息を促してくるシチュエーションが相互作用を起こした結果だと思うことで、ようやく自分の状態に合点がいく。
そんなわけで、久々にノルマの1,000字さえ満たすことのできない、まるで内容のない日記となってしまったが……これ以上は思考の一部を言語化するためのリソースが不足していて、まさに「言葉にならない」状況であるため、きっぱりと諦めて筆を置くこととする。
