K's Graffiti

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フェブラリーステークス2023予想

今年最初のGⅠであるフェブラリーステークスの枠順が発表されたわけだが……強い馬たちはサウジアラビアに行ってしまい、決して豪華とは言いがたいメンツということもあり、いまいち気持ちが乗らない状況だ。
馬券を買う気にもならないのでモチベーションは低く、どうしたものかと困っている。

 

まぁやる気は出ずとも、普段からモチベーションに関係なく重賞レースは展開予想とエア馬券チャレンジを実施しているため、特に週末の気分が変わるということはない。
GⅠだから、という特別感は残念ながら感じられないものの、普通に勝ちそうな馬を軸に、お遊びとしての馬券を組み立てるだけなのだ。
正直、下手に荒れることを願うより、レモンポップとドライスタウトを人気通りに信じればいいのではないかとさえ思っている。

1⃣枠①番 ジャスパープリンス
1⃣枠②番 シャールズスパイト
2⃣枠③番 ケンシンコウ
2⃣枠④番 ドライスタウト
3⃣枠⑤番 オーヴェルニュ
3⃣枠⑥番 メイショウハリオ
4⃣枠⑦番 レモンポップ
4⃣枠⑧番 アドマイヤルプス
5⃣枠⑨番 ショウナンナデシコ
5⃣枠⑩番 テイエムサウスダン
6⃣枠⑪番 ソリストサンダー
6⃣枠⑫番 セキフウ
7⃣枠⑬番 スピーディキック
7⃣枠⑭番 ヘリオス
8⃣枠⑮番 レッドルゼル
8⃣枠⑯番 ケイアイターコイズ

芝スタートという意味不明なコース形態上、外枠のほうが前に行きやすいという特徴があるようで、一方の内枠は包まれてスムーズな競馬が難しい傾向にあるらしい。実際、1枠の成績は頗る悪い。
だからと言って大外枠が有利かというと、単純に距離のロスがある分だけタフさが要求されるだろうから、よほど強い馬でなければ特別視する必要はないだろう。
結局、他の芝レースと同様に、極端な枠ではなく真ん中あたりに入った馬がプラン通りに動きやすいのだと思う。

一応、枠が出る前に考えていた印は以下のようになる。

◎ドライスタウト
◯レモンポップ
▲シャールズスパイト
テイエムサウスダン
△スピーディキック
☆ケンシンコウ
☆セキフウ

上位2頭の取捨だが、レモンポップ主戦の戸崎騎手がドライスタウトに乗るという点が大きい。
根岸ステークスの後、しばらく経ってからレモンポップの参戦が発表されたため、ただ単に先約のあったドライスタウトを優先しただけかもしれない。
しかし……裏の事情は知る由もないので勝手な推測でしかないけれど、もし選べる立場にあったとしたら、マイルの舞台ではレモンポップよりもドライスタウトのほうが強いのだという判断をした可能性を否定できない。
東京ダート1400mなら無敵であっても、200m伸びただけで苦しくなったって不思議ではない。武蔵野ステークスではギルデッドミラー以外には先着しているから問題ないという見方もできるが、腐ってもGⅠであり、一緒に走るのはここを目標にしてきた猛者たちなのだ。
好走する可能性は高いけれど、頭固定にするには不安が残る。そういうわけで、オッズ的な都合もあり本命はドライスタウトの想定だった。

それにしても、2枠4番というのが予想を難しくしている。楽に先行できればいいのだけれど、少しでも出遅れたら万事休すだ。
同じことは外国馬のシャールズスパイトにも言えて、意外と条件次第では好走の余地があるのではないかと思っていたのだけれど、軽視したくなってきた。
そういう意味では、枠で悩むことがなさそうなのは、やはりレモンポップと、テイエムサウスダンということになるだろう。
テイエムサウスダンは前走の凡走で人気を落としているようだけれど、昨年は連対している馬だし確かな実力はある。転厩と乗り替わりのせいで同じパフォーマンスは期待できない気がするものの、調教の具合は前走以上ということで、この人気なら狙ってもいいのではないかと考えた。

あと気になっているのは地方馬のスピーディキックだが、前走のパフォーマンスと、地方と中央の実力差、諸々を考えると走ってみなければわからないという結論に至って、重い印は打てないものの紐には入れておきたい、くらいの評価に落ち着いた。
あとは穴でケンシンコウとセキフウを、上手くハマれば馬券に絡むチャンスを作れるだけの素質はあるのではないかと考えている。

といった具合に、なんとなく強そうな、走りそうな馬の目処は立っているのだが、どうもコレという確信を持てないまま過ごしている。
パワーが要求されるコースだから、馬格のない馬、馬体重の軽い馬は消し要素になるとか、重馬場だった昨年とは違って良馬場になりそうな今年はスピード決着になりにくいはずなので、昨年の実績をそのまま信用するのは危険だとか、相対的に考えることはある。
しかし、それらを完璧な形で予想に入れた上で的中させることは難しく、結果を見て納得するための材料を頭に入れているに過ぎないという側面があるのだ。
基本的に、競馬なんて当たらないものなのだから。


いつものように、買い目だけ置いておく。今回は買わないので、厳密には買い目ではないのだが。

■3連複 軸2頭ながし(5点)
④-⑦-②③⑩⑫⑬