K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

ブルアカのストーリーに関する個人的な悩み

現在、絶賛盛り上がりを見せているブルーアーカイブのメインストーリー最終編、および連動イベントだけれど、個人的には少しばかり困っている問題がある。
それは、なかなかストーリー最新話に追いつかないという悩みだ。もともと、話題性と人気のあったエデン条約編を含め、私は随分とストーリーを読む時間を作れずにいたものだから、2周年を迎えてからの凄まじい追加ペースに置いていかれている感が否めないのだ。

 

これまでのストーリー実装後、すぐに読み進めてきている先生方には関係のない話だと思うが、たとえば最近になって始めたとか、私と同様にストーリー読みを後回しにしていたという人も少なくないだろう。
しかしながら、進行中のイベントは過去のストーリーを前提として話が進められている関係上、どうしても読んでいない未来のネタバレを視界に入れざるを得ないし、それが嫌だから頑張って読み進めてはいるものの、とうとうイベント開催中に間に合うか怪しくなってきた。

本日の昼頃にレイドイベントの連合作戦が終了し、以降は最終編の4章6話までを読んでいないと進行不能になってしまった。
まぁここからはイベントというよりは、普通にストーリーの続きを読む感じにはなるのだろうが、クリア報酬が美味しいため期間内には最後まで到達する必要がある。
もちろん、全部スキップすればいい話ではあるのだけれど、できればリアルタイムに読み進めていって、自らの感情をブルアカ界隈の盛り上がりと共鳴させたい気持ちがある。
ただ、イベントの残り時間で追いつくかどうか、これまでの自分のペースを考えると非常に際どいラインに入ってきたと言うしかない。
最悪、全スキップで後からゆっくり読むしかないのだが、もう既にいくつかのネタバレを踏んでしまっているから、やはり純粋に楽しむためには、いち早く最前線まで進んでおくべきだろう。

なお、ストーリー読みの進捗状況としては、最終編を除けば、時計じかけの花のパヴァーヌ編2章を消化するだけとなっている。
キャラクター同士の関係性を把握するため、そして時系列に矛盾を生じさせないために、対策委員会編からスタートし、適宜イベントストーリーを挟みつつ、エデン条約編やカルバノグの兎編を少しずつ読んできた。
大筋を掴むことだけを優先するのであれば、もう少し早い段階で最終編を読めるようにはなっていたと思う。けれど、中途半端にコンテンツを消化するスタイルは心の中の私が許さなかった。
そのおかげで、ブルアカ世界観への解像度は上がった自覚はある。反面、最終編までに長い時間を要するという問題に直面しているわけだ。

ちなみに、過去のイベントストーリーは、新規プレイヤーはゲーム内で読むことができないため、YouTubeを活用している。
あらゆるゲーム内ストーリーをアップしてくれている人がいるため、非常にありがたい。
手間の関係でメインストーリーもゲーム内ではなくYouTubu上で読んでいるのだけれど、再生リストからなんとなく所要時間は把握できる。そして最終編は、かなり長めだったエデン条約編と同じくらいか、それ以上のボリュームを誇っていそうなので、これを期間内にと思うと、なかなか厳しいものがある。

面白いから読み始めたら止まらない、だからすぐに追いつく、という人もいるだろう。
私の場合は、普通の小説などにも当てはまるのだけれど、読み物を楽しむ際に莫大な集中力を使うせいで、長続きしないという欠点を抱えている。集中して読む分、リーディングの質は極めて高い自信はある。一方で、一度に進められる分量には限界があり、どうしても複数の日を跨いで小分けにしなければ、体力的な意味で満足に楽しめないのだ。

稀にある好調な時で2時間程度、そうでない日は1時間もすると集中の度合いが下がってしまって、明らかに読み速度と精度が落ちる。
他の作業では、もっと何時間も集中力が持続することが珍しくないため、おそらく「読む」という行為に限って制限がかかっているようなイメージだ。
昔からそうだった。なぜなのだろう。

 

可能な限り読み進めるつもりではあるけれど、このままでは十中八九、スキップすることになるだろう。
面白いストーリーを作り出してくれるのは大変に嬉しいことだし、イベントと絡めて盛り上げてくれるのも喜ばしくはある。あまりTwitterを見ない私でさえネタバレ情報に触れてしまうくらいには、話題の作り方が上手いとも思う。
ただ、猶予が短いにもかかわらず、決して少なくない過去ストーリーを頭に入れていなければ純粋に楽しめないという本イベントの構図は、私のようなユーザーを切り捨てているようにも見えてしまう。
報酬さえ無視すれば、事後に焦ることなくマイペースで読めるようになっているとはいえ、現在進行系でゲームを楽しんでいる立場もあるわけで、なんとも言いにくい不満が最近どうにも募ってしまっている。

もっと早くブルアカを始めていたら、もっと早くからストーリーに手を付けていれば、もっと私がスピーディーに読めるなら……たらればは尽きない。