K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

ブルアカを楽しんでいる話

2周年のイベントが一段落し、ここからの新たな展開に期待がかかるブルーアーカイブ……多くのゲームはリリース直後から数か月の間に盛り上がりのピークを迎えて、徐々にアクティブ数が減少していくものだと思うのだけれど、このゲームは1.5周年から2周年にかけて人気を増していって大きな注目を集めるようになるという、珍しい経過を辿っている。
私もプレイし始めてから半年が過ぎ、随分と生徒が充実してきたので、現状の記録と今後の展望について書いていきたい。

 

やや悔やんでいるところではあるのだが、実はブルアカを始めるにあたって、私はリセマラを実施しなかった。
インストールを決めた理由は、1.5周年記念で100連無料ガチャ開催中だったからなのだが、突発的かつ気まぐれな選択による部分が大きかったため、ハマるかどうか確信が持てなかったのだ。
場合によってはすぐに止めることになるかもしれないゲームに時間と労力を費やすのはどうかと思ったし、当時は某所に旅行中でリセマラに適した環境ではなかったという側面も大きい。
確か、無料ガチャ期間が終了する数時間のことだったので、時間的な制限もあったように思う。
そういうわけで、通常のリセマラを乗り越えた先生方とは比較にならないほど、初期の手持ちは戦力に乏しく厳しいと言わざるを得なかった。

遊び始めて間もない頃にも記事を書いていたのだが、生徒リストのスクショから確認できる限りでは、水着イズナを手放してでもリセマラからやり直したほうがいいと思ってしまうくらい、重要なキャラクターを誰も迎えることができていなかった。
結局、せっかく途中まで進めた任務やら集めたリソースやらを捨ててまでアカウントを作り直すほどモチベーションに溢れていたわけではなかったので、そのまま続行する判断に至ったわけだが、今から思えば限定の水着イズナを持っていることが多少のアドバンテージに繋がっているような気がしないでもないので、ベストとは言わないまでも悪くない判断ではあったように感じる。

基本的には無課金に近いの微課金なので、ガチャ更新の度に引くことはできない。
コツコツと貯蓄してきた石を、ここぞというタイミングで解放することによって、着実に戦力の拡充を図ってきた。
先日のミカ実装に伴う星3確率6%のガチャでは幸運にも上振れに恵まれて、水着ホシノやワカモ、それ以外にも多くのすり抜けによって生徒を増やすことができた。
現時点の生徒リストを、STRIKERとSPECIALを分けて以下に貼る。

生徒リスト_STRIKER

生徒リスト_SPECIAL

万能タンクのツバキさえおらず、属性別のアタッカーがまったく揃っていなかった最初期と比較したら、かなり数が増えたようには思う。ただ、冷静に考えると、まだまだ十分とは言えない。
というのも、いわゆるリセマラで推奨されているキャラクターたちは、ほとんど揃えることができていないからだ。
先日の確率6%ガチャ400連では、排出数こそ上振れたものの、被りや狙っていないキャラクターを多めに引いてしまった。新しく入手できるというだけで嬉しいのは事実ではあるけれど、キャラクターの性能的に出番の多寡が生じる現実を鑑みると、これからも依然として苦しくなる局面が無数に想定される。
既に先生レベルはカンストしていて任務は全クリ済なので、たとえばイロハの優先度は初期ほど高くないとは思われるけれど、コハルや温泉ノドカといった有能回復キャラクターが不在であるがゆえに、どうしても編成に制限が出てしまうし、石のためとはいえ泣く泣くスルーした体操服ユウカや正月フウカ・正月ハルナなどの限定キャラが手元にない状況では、いずれ限界に突き当たる場面が出てくるだろう。

総力戦という観点では、貫通戦力だけは突出して充実しているため、ビナーやホドやケセドに関して言えば、今後はプラチナを狙える立ち位置にいるように思うが、とりわけ爆発戦力は水着おじさん以外に強力なキャラクターが不在のため、苦戦を強いられることになる。
場合によってはヒナや水着ヒナ、ムツキらを駆使すれば戦えないこともないかもしれないが……おそらく多くのカンスト先生にとっては楽な部類であろうヒエロニムスが、私にとっては非常に難関と言える。
一応、アル社長とアズサは神名文字交換と神名のカケラを使えば即席で主力にできないこともないが、必要になるまでリソースは温存しておきたいため、現時点では戦力に数えることはできない。
一方、神秘戦力については揃っているんだかいないんだか、アタッカーとしてはハルナと体操服ハスミが強力だし、育てていないだけでワカモはいるし、イズナも交換からのカケラ強化ルートは使えるため、体操服ユウカさえレンタルすればなんとか戦えそうではある。
しかし、シロクロやゴズはともかく、ペロロジラを倒すには不十分に思うので、いずれ復刻されるであろう正月ムツキは、なんとしても手に入れなければならない。

戦術対抗戦は、それほど力を入れているわけではないけれど、ここまで遊んだ感想を端的に述べると、シュンがいない時点で勝負になっていない、といったところだろう。
いつだったかピックアップはあったが、恒常キャラクターのために最悪24,000もの石を持っていかれることを思うと、手が出なかった。
イロハやコハルともども、6%ガチャですり抜けに期待していたのだが巡り合わせが悪くて迎えられず、当分は殴られ役に徹することが確定した。
本当に過酷な環境だ。

はたして、これから次々と実装されていくであろう新規キャラクターたちの誘惑に耐えて、ピンポイントで必要なガチャだけを引いていくことができるのだろうか。
気が早いようではあるけれど、2.5周年に向けて2天井分は確保しておきたい気持ちがあるし、常に忍耐力が試されている。

 

そうそう、ブルアカを語る上で肝心なのがストーリーの話になるが、まだ全部を読みきっているわけではないため、どこまで書いていいものか悩んでいる。
毎日、少しずつ進めてはいるものの、何しろ膨大で時間を要するため、すぐに最新の「最終編」に追いつくわけもなく……時系列を考慮しつつ、合間に過去のイベントストーリーを読んだほうがキャラクターの関係性を深く理解できるということで、なかなか大変な積読状態となっている。

評判に違わず、いざ読み始めたら、かなり先が気になるくらいには面白いと感じているので、今月末くらいまでには無事に完走できるとは思っている。
体力のない私が悪いのだ。長時間、集中してストーリーを咀嚼できる体力さえあれば、一週間足らずで追いつけるだろうに。
まぁもともと本を読むのも遅いほうだし、こればかりは仕方ない。じっくり楽しむとしよう。