K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

過去の自分に追いつく

先月の半ばから遊んでいるニ年ぶりのSEKIROだけれど、某Vtuberの進捗と合わせながら気ままに進めることができていて、ようやく以前の自分が詰まったところ……つまりクリアできずに放置してしまったところまで到達することができた。
ブランクのせいで思ったように勝てないボスもいたけれど、概ね攻略方法を理解しているだけあってコツを取り戻す速度は悪いものではなく、初見プレイ時と比べたら随分と楽しめたような気がする。

 

特に縛りプレイを課しているわけではないものの、簡単に進みすぎてしまうのもどうかと思ったため、攻め力と身体力の強化には気を遣った。具体的には、並走してプレイしている配信者の強化度合いに倣ってボスを攻略するというものだ。
何しろ、彼女はガバ探索でどんどん進んでしまうがゆえに、倒していない中ボスが相当数いる。
私は、どうせやるなら全アイテム回収かつ全ボス撃破しないと気が済まない性格なので、配信者が行っていない場所や戦っていない敵を蹂躙するわけだけれど、余分に入手した数珠玉は使わずに置いておく形で、強くなりすぎないようにした。

まぁ厳密に言えば、取得スキルや義手忍具の強化に関してはピッタリ合わせるのは難しいし、たとえば獅子猿に槍を使わないといった縛りは無駄に時間を浪費するだけなので、完璧にトレースするわけではない。
あくまで基本的なステータスの部分を同じ水準にするだけであって、厄介な敵を倒すための戦法は自分がやりたいように決める。
私がこのゲームに熟達しているのであれば何も必要ないのかもしれないが、技量的には中の下くらいの平凡なプレイヤーであるがゆえに、定番の鉄砲砦や虎口階段でのスキルポイント稼ぎも少しだけ実施した。

さて、どこまで進んだのかという話なのだが、怨嗟の鬼を倒したところ、つまり残るはラスボスだけ……という状況だ。
Vtuberの配信も剣聖一心との戦闘で中断しているところだから、上手くいけば次回で終わるかもしれない。
なお、エンディングについては個人的な実績解除のため、おそらく彼女が迎えるであろう「不死断ち」ではなく「人返り」か「竜の帰郷」で終えようと思っている。
今のところ氷涙は入手しているため「竜の帰郷」エンドは可能になっているのだけれど、全体的な条件を見渡して必要な手間を考えると、2周目で大変になりそうな「人返り」は早めに回収しておきたい。要するに、義父がめちゃくちゃ強いため、最も楽な1周目で撃破したいのだ。
ゲームのラスボスは共通して一心だけれど、この平田屋敷の義父は裏ボスと言ってもいいだろう。
以前のプレイでは過去ルートに進まなかったため義父を相手にするのは初めてであり、今のところ非常に苦戦してしまっている。

 

実際のところ、いわゆるトロコンを目指すかどうかは決めかねていて、ここから一心を倒して満足したら、もうモチベーションが湧いてこない可能性はある。
久しぶりに遊んでみて、やはり神ゲーだという確信を得ることはできたものの、今回のきっかけは配信者の影響に依るところが大きかったため、やり込むほどかと言われると微妙なのだ。

ただ、二年前の自分は本当に情けない遊び方をしていた。中途半端すぎる。
ラスボス手前まで来たというのに、なぜクリアできるまで粘らないのだ。たった数時間の試行回数で諦めてしまった心理が、どうにも今の私には理解できなかった。
今回は流石に以前よりも上手くなっているし、多少は苦戦するにしても、それほど長くはかからないだろうという予感がある。
まずは義父、倒せ次第ラスボスの一心へと、おそらく一週間以内には進むことができるだろう。