K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20230520)

新作アニメに向けてはなかなか食指が動かないというのに、一昔前の名作、とりわけ過去に楽しんだ記憶のある視聴済み作品へのモチベーションは、意外なほど高くなることに気づいた。
使った時間に対する一定以上の満足度が確定しているというのもあるし、思い出補正によって強化されているという考え方もあるけれど、実際に見てみると、むしろ初見時よりも面白さや感動のレベルが大きいから不思議だ。
何も知らない状態よりは描写の見落としが減って、作品に込められた魅力を存分に味わえるからなのだろうか。娯楽というのは、必ずしも新しい刺激だけに留まらない……そんなことを、ふと思った。