暑いものは暑いので、最近は開き直って過度な節約は控えるようにしている。初夏のように我慢するのは、健康面を含めて長い目で見るとコスパが悪いのではないかと思ったのだ。夜になったら涼しくなるわけでもないし、日中に溜め込んだ熱気は室内に留まり続けている。
流石に先月分の電気代はその前月を大幅に超えてしまったし、しばらく秋に突入する気配がないところから、今月分も高く付くことは想像に難くない。
そんなことを思っていたら、あっという間に気温が低下していって冬に移るのが例年の年末までの流れではあるけれど、それはそうと、まだまだ残暑を意識しなければ生きていけない時季ではある。予報を見る限りでは、月末に向かって徐々に平均気温は下がっているようだけれど、はたしてエアコンを止められるようになるのは、いつになることやら。
時間あたりの価格を意識しなくなったことで、その日その時の電気代がいくらなのか把握する機会が少なくなったのだが、ふと久々に明日の分を確認してみたところ驚愕の事実を知る羽目になった。夕方のスポット価格が、30分あたり40円/kWhを超えているのだ。真夏の、もっと暑かった頃にも見たことのない数字だ。
気にせず生活すべきなのか、その時間帯だけでも節約に努めるべきなのか、これは非常に悩ましい。今日も夕方の時間に跳ね上がっているところを見るに、一日限りの異常事態というわけではなく、この傾向がしばらく続く可能性がある。気温の低下に伴って電力使用量が減っていく秋を見据えるなら、見なかったことにしたほうがいいかもしれないけれど……エアコンを止めるわけにはいかないため、昼寝がてらPCを休ませるくらいはしておきたい。
