K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231008)

もう冬の入口かのような寒さに、思わず風邪を引いてしまいそうになる今日この頃、夏の間は熱を溜め込むことで温室と化していた我が家もすっかり熱気が抜けきって、夜から朝方にかけては冷え込みを感じるようになってきた。
秋というのは、これだからいけない。秋自体の過ごしやすさは全シーズンにおいて頂点と言っても差し支えないが、油断しているとすぐに冬の顔をする。昼夜の寒暖差もさることながら、たった一週間で夏から冬へと早変わりすることも稀ではなく、身体のコンディションを整えるのに気を遣わなければならない。
私の場合は、そもそも多種多様な服装を所持していないため、いわゆる「衣替え」を強く意識することはないけれど、夏の感覚のままに薄着でいると震える羽目になるから困ったものだ。しかし、天候次第では20℃台の後半まで気温が上がる可能性もあり、何も考えず決まったスタイルではストレスなく生きていくことができない。日々の臨機応変な服装選択を強いられて面倒なところが、この季節の合間、春と秋の特徴だと言えるだろう。
まだ流石に暖房を頼りにするのは早すぎるし、これくらいなら一枚か二枚、着たり脱いだりすれば対応できる。いくら痩せすぎていて身体を守る脂肪が少ないといっても、秋の寒さ程度であれば行動不能になることはない。よく考えてみれば、もう十月なのだ。残暑が厳しかったことと、ほとんど外に出ないから気づくのが遅れたけれど、例年であれば既に長袖を着ている時季ではないか。いまだにシャワーを浴びた後、半袖しか着替えを用意していないのがおかしいのだ。
明日は久々に髪を切りにいく予定だが、どうやら雨の予報らしく一層の冷え込みが予想される。長袖は当然として、まだ寒さの感覚に慣れていないものだから、どれだけ着込めばいいのか非常に悩ましく感じる。