K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

2023年の個人的雑感と来年に向けて

一応、今年の振り返りや来年に向けた意気込みなどを考えてみようとしたのだが、実家に帰省したら眠くて怠くて仕方なくなってきたので、軽く済ませようと思う。
とはいえ漠然と書いていっても要領を得ないし際限がなくなってしまうため、いくつか決めたテーマに沿って、今年と来年についてコメントする形を取りたい。

 

まず、最も日記で取り上げることの多かった話題から……ということで、おそらく該当するのはゲームになるはずだ。
ウマ娘やブルアカが中心になっていたのでスマホゲームがメインだったのは確かだが、一時期はPCゲーのSEKIROに再びハマっていたこともあり、意外と多くの時間を費やした娯楽になるかもしれない。

ウマについては一昨年をピークとして、昨年から今年にかけては徐々に熱が冷めていった側面を否定できない。ユーザーの興味を長く持続させること自体がコンテンツとしては非常に大変な課題なので、ある意味で当然の流れとも言えるけれど、私に限らずアプリ全体の雰囲気という観点からも、この勢いの落ち方には凄まじいものを感じる。今でも毎月の対人イベントは継続して遊んではいるものの、どうしても勝ちたいという気持ちは失われつつあり、勝てたらラッキーくらいにしか捉えられなくなっている。
コンテンツの強さは確かなものがある一方で、中心となるはずのアプリ運営に関して企業としての注力が期待外れだったのは間違いのない事実だろう。結局、同社の他IPで繰り返されてきたことと同じ轍を踏んでいるだけだった。
間に合っているかは置いておいて、最近は少しずつ問題点の改善に向かう動きが見えてきているため、今後の施策については、ようやく期待が持てる段階に入ったのではないかと個人的には感じている。期待しすぎない程度に注目は続けていきたい。

対照的に「今年はコレ」というのを挙げるとするなら、ブルーアーカイブしかない。
私がゲームを始めたのは1.5周年イベントの終わりかけというタイミングだったのだけれど、昨年末時点ではここまでハマるとは想像もしていなかった。何より最も印象的だったのは、2周年の生放送直後から始まったメインストーリーにまつわる一連のキャンペーンと、このゲームならではの感動体験に他ならない。
スマホゲーム自体あまり遊んできたわけではないため、自分の中で比較対象がたくさんあるわけではないのだけれど、世界観やキャラクターを含めてこれほど自身の心に強く刻まれるようなゲーム体験というのは過去に記憶がなく、今後も出会うことはないのではないだろうかと感じるほどだった。
バグの多発や新コンテンツの不評、ゲーム自体の異様な重さなど、手放しには褒められない課題も山積みではあるけれど、ユーザーの声に耳を傾けて改善に努めようという姿勢が見て取れるのは好感に繋がるし、だからこそ今後の展開にも期待が持てる。まぁ2周年が異様に盛り上がったことで、ややハードルが上がってしまったところはあるかもしれないが。
今でもちょっと調べれば新規ユーザーを見つけることができるし、何か新情報が出るたびに旧Twitterで話題になるのもすっかりお馴染みといったところで、人気の確かな根づきを感じる。基本的に天邪鬼の私が、この手の人気コンテンツをリアルタイムで楽しめているという事実に、まずは感謝したい。

スマホゲームは毎月の決まったタイミングでイベントが開催されるため、それが生活に支障をもたらすような負担にならない限りは続けやすいという側面がある。他方で、買い切り型のゲームだと、自らのモチベーションがすべてと言っても過言ではないだろう。
せっかく買ったのに、手付かずのまま積んでしまって数か月、いや数年……なんて別に珍しいことでもない。私もSteamのセールで安く購入したまま、一生放置するのではないかというゲームがいくつかある。
その点、一度はクリア直前まで遊ぶもラスボスが倒せず逃げてしまっていたにもかかわらず、リベンジとして最初からやり直して、全実績獲得まで至ったSEKIROは究極の名作かもしれない。再開した時にはストーリーをクリアできればいいくらいの気持ちで、「全クリ」するまでやり込むことになるとは思っていなかった。
フロムの作品はAC6が新たに発売されたけれど、今のところプレイ予定はない。もし新作に手を出すとしても、まずはエルデンリングが先という気持ちだ。ブラボがリマスターされて新しく出たら、かなり優先度高めで遊びたい気分ではあるけれど……何やら権利関係の都合によりSteamで出すのが難しいのだとか。

 

ゲームの話はこんなもので、思ったよりも長くなってしまったので後半は短めといきたいところだが、次のテーマはアニメに設定したい。
長年、深夜アニメを見るのが趣味だった。リアルタイムが当たり前だった時期もあるけれど、リアタイが難しくなっても配信などでチェックは欠かさなかったし、とにかく日常の中にアニメを見るという行為が当然のように組み込まれていたのだ。
今年は、おそらく中学生以降の記憶においては、最もアニメを見なかった一年だろう。今期に何が放送されているのかも知らず、放送後に話題作をまとめてアマプラで見ることもない。
覚えているのは、春から夏頃にかけてシュタゲやユーフォといった過去に楽しんだ作品を振り返る時間を作ったことくらいで、今年の作品という意味では、明確に記憶しているのは『【推しの子】』の第一話くらいだろうか。
つまり、アニメを見る時間が日常のシーンから外れてしまったことになる。どちらかと言えば数か月に一度、劇場作品を鑑賞するタイプの娯楽に変わった感じになる。
収益的な意味でも、テレビシリーズより映画化を選択する制作が増えている印象だし、今の深夜アニメは毒にも薬にもならない量産型なろう作品で荒廃している感覚しか持てなくなってしまった。
年に数本でもいいから、私の価値観に刺さるような作品と出会えたら嬉しいのだけれど、著しいモチベーション低下と、供給される作品群の質の低下により、以前よりも「出会い」の難易度は明らかに上がっている。
ただインプットが減りすぎるのも嫌だし、見る時間は作ろうと思えば作れるのだから、来年はもう少し積極的に見ていきたい心持ちではある。

 

諸々に対するモチベーションの話とやや関連するテーマになるが、最後は自身の健康について取り上げたい。今年に限らず昨年も直面してきた問題として、痩せすぎに伴う体力減少の悩みは無視できない。日記や生存記録で数えきれないほど嘆いてきたことではあるけれど、あらためて認識を強めるために、そして戒めとして書いておこう。
現状、とにかく食べることができなくなっている。別に拒食症というわけではないのだが、食事の機会や量をなかなか増やせないのだ。空腹感を覚えないせいで、前回からの経過時間でしか食事に適したタイミングを見出だせない上に、いざ食べたら腹が壊れて栄養の吸収に失敗という事態が頻発する。運動不足なのも相まって、筋肉量や骨密度は老人と変わりない水準まで減ってしまっているらしく、体重は落ちるところまで落ちきった。
体質の改善は簡単ではない。世の中の一般人が減量に苦労するように、私は増量が大変で仕方ない。我慢すればいいダイエットよりも、体力がなくて疲れやすい状態の中、無理して食べなければならないほうが苦しい可能性もある。
二十年後や三十年後を見据えた肉体づくりという観点では、若さこそが最も効率を高める要素であるはずなので、そろそろ年齢的にタイムリミットが近づいていることは否めない。来年だけが勝負の年というわけではないにせよ、何もしないままでは十年後すら怪しい状態なので、少しずつでいいから体重を増やせる努力を日常に取り入れていきたい。
あるいは「したい」ではなく、「しなければならない」かもしれない。こればかりは本当に頑張ろう。

長くなってしまったが、ざっくりとした抱負としては、来年も楽しく健康的に、そして年末まで生命を保っていられるように毎日を懸命に生きていく。それ以外にないだろう。