K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240121)

この土日は日中の大半の時間を「ブルアカふぇす!」の視聴に充てていたのだけれど、周年記念の生放送としては非常に満足度の高いものだった。会場では様々な企画が盛り沢山だったようで、配信や旧Twitterなどから盛況具合が窺える。私はアクティブなオタクではないし、ネット上で関わりのある共通の趣味を持つ知人もいないから、わざわざ現地に赴こうというモチベーションはない。ただ、それでも楽しそうだなという感想は自然に漏れてしまうくらい、力の入ったイベントだったと感じる。
定期的に話題となる魅力的なコンテンツ展開が奏功してか、尻上がりにユーザー数を増やしていき、今では数あるスマホゲームの中でもトップクラスの存在感を放つようになったブルアカだが、やはりリリース当初は厳しい状況に直面していたようだ。1.5周年から遊び始めた私が言うのも妙な話ではあるけれど、ここまで育ったのは奇跡に近い現象に思える。メインストーリーの更新はもちろん、ゲームとしてのアップデートなど今後については楽しみ以外の気持ちしかないが、はたしてこの「勢い」はどこまで増していくのか、あるいは持続できるのか、客観的な目線でも興味を抱いている。どれだけ人気を博していても栄枯盛衰は世の理でもあるから、常に今がピークだと思って全力で満喫するように努めたい。そのほうが、きっと後に残る「思い出」としては質の高いものになるだろう。
3周年で実装される内容については、ユーザー各々が予想や考察を繰り広げていたことと思うが、いざ発表されてみると「そうきたか」と感じる人が多かったに違いない。どこの学園をメインに据えるのか、どんなキャラクターが新たに加わるのか……なるほど、事前に予測するのは困難な内容ではあったけれど、これならば大多数が納得できる、そんな情報だった。
3Dモデルの作り込みであったり、「かわいさ」「かっこよさ」といった期待されているであろう要素であったり、とにかくプレイヤーの欲を刺激してくる工夫に富んでいる。それらを、いくつかの同時視聴配信を横に並べて眺めていたのだが、新情報に対する各配信者の反応がまた面白くて、久しぶりに腹を抱えて笑うことができた。凄まじい余韻だ。
昨年のほうが、主に最終編関連で衝撃的ではあったものの、あれを200点とするならば今回も120点くらいはあったように思う。何より、制作スタッフがコンテンツを愛しているということが伝わってくる点は今後への期待にも繋がるし、安心してプレイできるので精神衛生上とてもいい。その結果として不満を抱くとしたら、単に自分の口には合わなかったというだけのことだろう。まぁ私の場合、特定のキャラクターに格別の愛を注ぐようなスタンスではないから、基本的には運営の方針に従って満足できてしまうことが多い。あまり褒めすぎるのも、ちょっとどうかという気はするのだけれど、つくづくコンテンツを純粋に楽しむ上で損しにくい性格だと思う。