K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240107)

ふと、動画編集というものに興味を持ったので試してみた。何も知らない初心者なので、まずはアプリケーションをPCにインストールするところからだったのだけれど……最近は無料のソフトでも一通りの機能が揃っているようで、昔から勝手に抱いていた難解な印象が誤りであることに気づかされた。
別に、今からYouTuberを目指そうという話ではない。ただ、単純に動画制作のプロセスを体験してみたくなったというだけなのだ。一応、編集するための動画素材は手元にあって、形にしたいイメージもある。モチベーションとしては十分だろう。
結果から言うと、多大なる時間と労力を費やす羽目になった。そもそも動画編集ソフトの使い方から覚えなければならず、どこに何があるのか、どのような操作をすれば望んだものが出来上がるのか、まったく最初は知らないわけだ。慣れていたらかなりの時短も可能だろうけれど、素人なのだから仕方ない。効率性とは程遠い地道な作業に、すっかり時間を忘れてしまった。成果物のクオリティは、もちろん大したことはない。けれど、これだけ集中したのは久々な気がするので、満足度は高かった。
YouTubeにある動画は必ずしもプロの手によるものばかりではなく、技術的には私と大差ないような動画も珍しくない。だから、試験的にアップロードしてみても面白いかもしれないと思ったが、冷静に考えると需要がない。誰にも見てもらえなくて妙にネガティブな気分になるくらいなら、わざわざ公開する意味もないのではないか……ということで、アップロードはしたものの非公開のままにしておいた。動画投稿の流れを知るのも初めてだったので、勉強にはなったと思う。
制作過程で感じたのは、同じようなタイプの動画であれば、自分の形を確立してしまえば次からは手間が大幅に減るだろうということだった。今日は初回ということで数分の動画に数時間を要してしまったけれど、動画制作が趣味のレベルになれば、きっと短い動画なら毎日でも投稿可能なくらいの負担に感じた。
今後、続けていく予定は今のところないけれど、たまには気分転換に何か作ってみるのもいいかもしれない。