K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240323)

三月も終盤ということで、気づけばGⅠシーズンが始まろうとしている。しかし、今年は競馬に対するモチベーションが昨年や一昨年ほどの水準に満たないため、個別に予想と回顧の記事を書く気分にはなれないでいる。クラシックが始まったら変わってくるかもしれないけれど、現状は難しいという話だ。実際、フェブラリーステークスの週は非常に簡素な形で終わらせてしまったし、どうやら今週の高松宮記念も同様なので、ここで適当に触れるだけに留めておきたい。
ざっと出走メンバーを見渡してみて、やはり馬券に含めたいと思う筆頭は実績のあるナムラクレアだが、一方で人気を集めているルガルも気になる。この二頭は枠も良く、血統的な分析においても割引要素が少ない上に、脚質も本レースに適合しているということで、近年とても荒れがちな高松宮記念であっても基本的には外す選択肢がないように見受けられる。正直、お遊びで楽しむ程度なら馬連一点でも十分ではないだろうか。とはいえ、他の馬も無視するわけにはいかないため、何かしら理由を付けて取捨を決める必要があるだろう。細かく考えるのが面倒なら、外枠はバッサリ切ってしまってもいいし、案外この舞台が得意そうな馬をいくつか候補として挙げるくらいがちょうどいいかもしれない。結論から書くと、◎ルガル◯ナムラクレアに加えて、△ソーダズリング・シャンパンカラー・ウインカーネリアン、あたりでオッズ的に少し跳ねてくれると面白そうではある。
例年、ドバイ開催につき上位騎手不在で行われる高松宮記念だが、今年は大阪杯の週という変則スケジュールなので、ルメール川田とGⅠで「買える」名前が並んでいる。ただ、短距離は騎手の能力よりも馬の力と適性のほうが大きいと思っているため、自分の感覚よりも人気になっているようなら、あえて予想から外してしまいたい。まぁ馬のタイプとしても、どちらも中京ではなく中山のほうが得意そうで、すなわち買うなら今回ではなくスプリンターズステークスであるという考えもある。調教のことはわからないので、予想の大部分は血統と戦歴からの判断にはなるけれど……フェブラリーステークスが掠りもせず、ちょっと悔しかったので、たまには的中させて気分の良い夕方を迎えたいという気持ちがある。