K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231120)

まだ冬が本格化しているとは言えないものの、寒さの質はすっかり冬なので、油断していると全身が冷えてしまって仕方ない。ただ、一年前とは違って今年の冬は多少のコストを許容する方針で、寒いと感じたら暖房を使用するようにしている。おかげで、今のところは凍えるように体調を崩すということはなく、やや強めの眠気に襲われがちな点を除けば、数週間前までと大差ないQOLを確保できているはすだ。
眠気に関しては、相変わらず体力がないため対策しようがない。起床から一定時間、おおよそ平均して半日前後が経過する頃に疲労がピークを迎えて、ちょっとした休眠に時間を割かなければならなくなる。我慢して起きていようにも、全身がデバフを受けたような形になり、何事においても低パフォーマンスに陥るから諦めざるを得ない。
流石に半日では一晩分の眠りを欲するほどではなく、一方で回復量も十分ではない。数時間の昼寝から目覚めた後、今度は半日に満たない程度で再び眠気を感じるようになるため、ぴったり24時間ではないものの一応は規則的と言える範囲内で「一日」を計算して過ごすことができている。
もう何度も書いてきているテーマのため、繰り返しになってしまっている感は否めないが、当面の課題は体重を増やすこと……なのだけれど、一向に増える兆しが見えてこない。私の場合、食欲が睡眠欲を上回ることがないためタイミングを逃すと食事がスキップされ続けてしまうし、秋までは難なく実施できていた夜の散歩は、この厳しい寒さのせいで継続困難となり運動不足が進み、筋力は落ちるばかりだ。また、胃腸が弱いため食べたものを適切に吸収したり脂肪を蓄えたりすることは叶わず、先日の腹下し週間も相まって、この一か月ほどの平均体重は夏場との比較で1kgほど減ってしまった。
単純に数値だけを比べるなら、昨年か一昨年か、以前にも同様の状態だったことはあった。ただ、同じ体重でも性質は微妙に異なるような気がしていて、体内のバランスが変わっているのか知らないが、より体力は失われた気がしてならない。感覚的な話なので客観性に乏しいけれど、まぁ加齢の影響もあるかもしれない。
最も活動的だった大学時代からは7kg前後の減量となっているため、当時と比べたら現在が深刻な病的状態であるという考えに至らざるを得ないが、大きく減った体重を元に戻す術を私は知らないのだ。あの頃でさえ極度の痩せ型で、知人からは心配されながら「たくさん食え」と言われたものだが、今の私を知ったらどんな反応をするだろう。もはや、同じ人間として見てくれないかもしれない。