K's Graffiti

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大決戦シーズン7・KAITEN FX Mk.0(屋外)結果

二度目の大決戦開催となったカイテンジャーだが、レベル上限の解放やT9装備の実装があったことや地形が前回と同じ屋外、Tormentは軽装備ゆえドレスヒナが猛威を奮う環境ということで、なんとなくボーダー争いは過酷なInsaneTAかTorment底辺で行われるのではないかと事前に思い描いていた。
カイテンジャー自体はTormentの中でも難しいボスとされていて、ほぼ2凸以上が必須なこともあって、上級者からすればチナトロを狙うだけなら楽ではあるけれど、3周年で人が増えた影響か全体的に頑張る人が多い印象は受けた。盛り上がるのは結構なことだ。

 

個人的に、数あるボスの中でもカイテンは嫌いな部類に入る。前半は挑発で足止めをくらい、後半は様々なギミックでこちらの攻撃を妨げてくるから、イマイチ爽快感に欠けるイメージがあるのだ。
とりわけInsaneはカイテンロボの行動がランダムなせいで、タイムを詰めようとすると、どうしても望んだ動きになるまでリスタートを繰り返す羽目になる。今は前半を火力で潰せるから多少はマシになったけれど、前半突破に時間を要していた頃は本当に苦痛だった。一方でTormentは行動が固定されているから良ボスという見方もあるが、どうも戦っていて楽しくない。ただ、会心が出るかどうかを眺めているだけの作業に感じてしまって、モチベーションという点では全ボスのうち下から数えたほうが早いだろう。
会心ガチャが絡んでくるのは他のボスにも共通して言えることだから今さらの話ではあるけれど、ビジュアルの問題か演出の問題か、とにかく私は嫌いなのだ。好みの領域なので、カイテンが好きという人がいるのも理解はできる。

Tormentが特殊装甲だった前回の大決戦においては、攻略できるだけのメンバーが足りておらず育成も追いつかないということで3種Insaneでチナトロを確保したが、今回はドレスヒナという圧倒的火力担当が加わった以上、挑まないわけにはいかなかった。
しかし、弊シャーレには相変わらず正月フウカが不在だし、爆発Tormentにおいてほぼ最適入りしているナギサもいない。最上位では1凸撃破されていたようだけれど、必須パーツを2人も欠損していてはまず不可能であり、さらに2凸以上となるとドレスヒナを助っ人に借りたいため、両者を使うことなく攻略する工夫が求められた。
おそらく、私と似たような手持ち状況でも、正月フウカがいないというだけでTormentを攻略する気にならない先生が少なからずいたことだろう。他方、私はこの縛りプレイに慣れすぎてしまって、最近は正月フウカなしでどれだけ速く倒せるかを考えるのがひとつの楽しみとなっている。
YouTubeを眺めていると様々な攻略動画が上がっているし、ヒエロニムスのようにTormentのTAにならないのであれば編成の幅はかなり広い。ボスとの相性は良好とは言えないものの、総じて充実した大決戦だった。

大決戦S7屋外KAITEN FX Mk.0編成

最終的なチナトロボーダーは77,975,104、クリアタイムにして合計4分25秒467、各属性の平均は1分28秒程度ということになる。
20,000位内のTormentクリア者が17,143人を記録したため、InsaneのTAでは2,857人がチナトロを手にすることができたわけだが、TormentをクリアしつつInsaneでも可能な限りベストを尽くそうという方針の私からすれば、思ったほど過酷な争いにはなっていない印象だ。
そもそも速いタイムで撃破できる層はTormentに挑んでいるだろうから仕方ないところはあるかもしれないし、大決戦特有の緩さが表れた結果でもあるかもしれない。
そんな私の最終順位は2,000位台となり、総力戦と比べたら高い位置ではあるものの、直近の大決戦の中では非常に悪い。先月の軽装備シロ&クロや先々月の重装甲ゴズと比較して、軽装備カイテンジャーが相対的に弱いのが原因と言えるが、やはり正月フウカの重要性が高かった点も大きいだろう。
自前で持っていたら、おそらく3桁には入れたはずだった。あとは最近のInsaneTAで流行りの2凸攻略という手段が、これまたシュン未所持のため不可能な点も痛い。
まぁタイムを詰めたところで自己満足以外の何物でもないのだから、現状で十分と言われればその通りではある。目標として3桁なり2桁なりを狙うのも悪いことではないけれど、そのために生じる不満というのは極めて少数派の意見でしかないし、ストレスを溜めすぎない程度に付き合っていくのがモチベーション高くゲームを続けていくコツなのかもしれない。

以下、各属性について軽く所感を書いていく。

軽装備
まず考えたのは、レンタル枠をドレスヒナにするか水着ホシノにするかという点で、これは数回の試行でヒナ一択であると気づいた。水着ホシノのバフを受けた他の爆発キャラよりも、ドレスヒナ単体のほうがダメージを出せるのだ。やはり壊れている。
次に、前半のCCと後半のシールド割りというギミック要素で、これも多様なパターンがあるため手持ちの状況で正解が変わるポイントだったが、正月フウカが使えない私の場合は前半のドレスヒナをアコヒマリで強化して、カイテンロボまで削るのが最もダメージ効率が良いと判断した。1凸目で時間をフルに使ってカイテンジャーたちを撃破し、後半アコヒマリでロボットを潰す編成もあるが、それだとどうしてもスコアが下がってしまうのだ。
CC要員の水着イズミとシールド割り要員のマリナ、あるいは両方を同時にこなせる水着ヒナが必須ではあったけれど、正月フウカなし編成としては最もスマートな攻略方法だったと言えるだろう。
2凸目はキャンプハレとクリセリナによるバフを掛けたドレスヒナが削るだけで、期待値通りに会心が出ていれば鯖スラを受けることもない。わりと再現性の高いTLを自前で組むことができたので、満足できるTormentだった。

重装甲
ミカの確定会心が偉すぎて、とにかくお手軽な戦いだった。
前回よりもレベルと装備の影響で火力が上がり、さらにキャンプハレが加わった結果チャートが突き詰められ、2601台のスコアが簡単に出るようになるという……こちらは1凸でも十分に速いため、無理に2凸で頑張る必要はなさそうに思えた。

特殊装甲
ある意味、爆発Tormentよりも大変だった神秘属性だが、何が悪いかというと会心およびカイテンロボの行動が不安定なことに尽きる。
前半は固有2の正月ムツキ2発で沈められるから苦労はないのだけれど、後半だけで何度リスタートしたことか覚えていない。なお、私は前回のカイテン大決戦と同様に体操服ハスミを採用したのだが、これは会心値の低いメイドアリスを使いたくなかったからだ。どうせ数秒しか変わらないのだし、最も主流になりそうなワカモ編成よりはスコアが出るという点で優れていると感じた。
シュンと正月フウカがいるなら、ヒナタを借りてもう少し上を目指すことはできたわけだが、持っていないキャラの不在を嘆いても速度が上がるわけではないため、そのような編成を考える意味もない。自分なりに労力とスコアのバランスは取れたと思っている。

 

次回は月末から始まる総力戦ケセドについて書くことになるが、アロナのお漏らしにより来月上旬に正月美食イベントの復刻が明らかになったので、いよいよ正月フウカのいない最後の戦いになりそうだ。
ケセドは多少のアドリブが求められるものの、攻略難易度自体は低めということで、前回の屋外開催の時点でTorment突破者が5桁の大台に乗っている。今度の屋内はチェリノの適性が下がるため同じようにはいかないかもしれないが、雑計算でミカが30%ほど火力アップすることに加え、超広範囲のマコトが実装されたことなど環境変化もあるから、ひょっとしたらTormentボーダーになるかもしれない。何よりInsaneTAになった場合、間違いなく過酷を極めるためTormentに挑まない理由がない。
例によって主流の編成は組めないだろうから、また自己流でなんとかしたいと思う。

 

最後に余談だが、この難しいタイミングで実装されたドレスアルという悩ましいキャラクターについて、私は水曜日の夜に葛藤した。ストライカー版アコということで、倍率が高いため使わないことはないと思うが、そもそもストライカーの枠がカツカツなのでアコを押しのけてまで採用することはあるのかという点は気になる。正月フウカとの相性も悪い。近々、何か革命的なスペシャルキャラが実装された暁には重宝することになりそうだが、未来のことはわからない。そう、予知夢でも見ない限りは。
まぁ仮に天井まで行ったとしても、来たる正月フウカを引く分の石はある。しかし、その後はどうだろう。時期不明のナギサが控えているばかりでなく、いつ新規の限定キャラや強力な恒常キャラが登場するかわからないのだ。
その意味では、ドレスアルは確かに強力なので、今後の多凸環境に備えるなら引かない手はないのかもしれない。それにしても、2.5周年前の水着シロコといい3周年前のキャンプハレといい、限定なら迷わないレベルのキャラクターが石を温存したい時に限って追加されるから、いくら節約しても足りないではないか。いい加減、ほぼセレチケのみの微課金では苦しくなってきている。
というわけで、覚悟を決めたガチャの結果と現在の所持状況を貼って、この無駄に長い日記を終えようと思う。

ドレスアルガチャ

いきなり引けてラッキーと思ったらピックアップ外のドレスカヨコで仰天したものの、80連で2人とも揃ったので結果オーライ大勝利という形になった。確率的にフェスで下振れた分も回収してくれたのでよかったが、こうなると来月の正月復刻ガチャが怖い。
エイミとサキは何度すり抜けたかわからないくらい見ている気がするけれど、ここで水着ミヤコが手に入ったのは地味に嬉しい。意外とTormentの多凸要員としては使いどころがありそうだし、いずれグレゴリオで頼りになるだろう。

所持未所持キャラクター一覧_20240222

ハズレの多いスタートダッシュガチャは引かなかったから、依然としてココナちゃんが欲しい状況だし、シュン不在で苦しい対抗戦も続いている。
セレチケは期限ギリギリまで粘るつもりなので、それまでのガチャで出てきてくれることを強く祈っている。