GWに入ってから夏の訪れを感じる日が増えてきて、もう一週間ほどエアコンが稼働を続けている。
比較的涼しい夜には窓を開けて夜風に当たるのも悪くないとは思うけれど、日中には再び暑さに悩まされるのだからと横着してしまうので、そのうち体調を壊しかねない。
まあ、つけっぱなしのほうが電気代の節約になるというし、体調はだいたいいつも悪いから、きっと問題はないはずだ。
先日、昔やっていたSNSにログインしてみた。
およそ10年ほど前になるが、深夜アニメを見るようになったのもその時期で、ネットを通じてオタク仲間を見つけて盛り上がる、そんな楽しみがあった。
最近は世の中のSNS活動がTwitterに移行してしまった感があるため、ログインしても当時仲良くしていた人は誰も更新しておらず、なんだか廃墟を訪れたような気分になって、いい塩梅の哀愁に包まれた。
今でもやっているという人は、どちらかといえばゲームで遊んでいる感じだろうか。
当時は毎日のようにSNS上で日記を書き、あるいは他人の日記にコメントを残し、楽しんだものだった。
内容は他愛のないもので、見たアニメの感想や、学校での出来事など、その時々の思いつきが大半だったけれど、毎日のように書いていると、不思議なことに日記用に書くネタを常々考えるようになる。
頭が活性化している、というほどでもないかもしれないが、思い返してみるとあれは気持ちのいい習慣だった。
文章にしろ絵にしろ、継続して形にしていないと感覚は鈍ってくるものだ。
以前は簡単にできたアウトプットが上手くいかない、思い描いていることと実際に出てくるもののギャップに苦労する絶望感は、多かれ少なかれ誰しも経験があると思う。
実のところ、それは一時的に感覚を忘れているだけで、しばらく続ければ元に戻ることが多いのだけれど、それにしたって、できるはずのことができないというのは違和感がある。気持ちが悪い。
というわけで、なんでもいいから文章を書く習慣を定着させようという思いつきがこの日記。
あまりにも怠け癖が強いうえに、調子の波が大きすぎて予定していたことが思ったように進まない、というストレスに悩んでいるので、だったらある程度固定で、調子の波を無視して日常にねじ込んでしまおうという話である。
ついでだから、その日に描いた適当な絵もここに上げてしまおうかと考えているが、完成させるというよりは練習した証を残すつもりで、30分くらいで描いたその日の習作を載せる方向でいこうかな。
ちゃんとした絵はpixivなりTwitterなり、他に公開する場があるのでそちらで。
近頃の引きこもり生活を今後も続けられるのなら、少しずつクオリティを上げていきたいところ。
考えを発信したり、文章を書くだけなら、Twitterでもいいのかもしれない。
ただ、あれはちょっとオープンすぎるし、字数の制限が面倒くさい。
多くの人がやっているように、短い日常的な事柄を垂れ流すというのは、簡単なようでいて私には難しいのだ。
大学時代はTwitterを身近な人間とのコミュニケーションツールとして使っていたため、くだらない内容でも送信ボタンを押すことができた。
バックグラウンドが共有できていたせいだろうか、あれは感覚的に、直接会話しているのと大差なかったような気がする。
けれど大学卒業後は当然のことながら親しい人間に会う機会が減り、共通の話題も減る。
だから次第に、内容が個人的なものに特化していくイメージがある。
これは私に限らず、多くの友人に当てはまる現象のようで、このところTLを見ていてもあまり面白味がない。
むしろ個々の呟きよりも、RTやいいねでTLに表示される情報のほうが関心を引くものが多いくらいだ。他人のいいねを覗くのは楽しいよね。
ただ、それでも以前と大きく変わらずツイートが続いている人は一定数いるから、きっと彼らにはセンスがあるんだろう。
そんなセンスあってもしょうがないかもしれないけれど、ほら、自分にないものはどうしたって輝いて見えるものじゃないですか。
ちなみに私がその手の日常ツイートを試みると、わざわざ呟く必要なくないですか？と内なる声が制してくるので、情報収集以外の使い道は今のところ難易度が高いのである。
なるべく余計なことに神経を使いたくないし、やっぱりブログという形式のほうが性に合っていそうに思える。
……そういえば以前、フォロワーがほとんど０のアカウントで日記まがいの長文を垂れ流していた黒歴史に近い時期があったのだが……あらためて読み返してみると、おぞましい気分に襲われる。あれはなんだったんだ、マジで。
まあTwitterの話はまた今度、気が向いたらということで。
とりあえず初回なので、思いつくままに言葉を並べてしまったが、無事習慣化に成功して内容に凝り始めたら、もっと体裁を気にするようになるかもしれない。
何もルールがないと怠けてしまいそうだし、基本毎日投稿（できれば絵を添えて）くらいを目標に。
