K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

体力の限界

というわけで明日は一日ずっと家にいることにする。
先週からバタバタと外出の用事が続いているけれど、連続で三日を超えたあたりから疲労感が明らかに強くなってきて、加えて慣れない肉体労働的な動きが必要だったものだから、驚くほどに身体がしんどい。
昨日もちらっと書いたけれど、今日でいったん限界を迎えたらしい。

 

天候が悪かったり、急に冷え込みが強くなったりしたのも調子が下降傾向に入った原因の一つで、先月までだったら迷いなく横になって一日を過ごしていたことだろう。
あいにく、最近は日々やることが決まっているというか……もうその日にやらなければ間に合わない手遅れだ! というような事柄が詰まってきているから、どれだけ重い腰でも無理やり上げざるを得ないわけだが。
明日はもともと、部屋の整理ということで計画していたから、身体の負担としてはちょうどよかった。我ながら、時間的に追い詰められた時の自分が、どのくらいの期間でどの程度のことが可能かという「適当」な判断について、なかなか悪くない勘をしているなと思う。

それにしても、思った通りに腕が極度の筋肉痛で死にかけているので、今日の作業は本当に大変だった。部品を組み立てるだけではあるのだけれど、説明書には二人がかりで支えながらやるよう指示が書かれている。にもかかわらず助手なんていないため、細腕の私が一人で完遂するには追加で筋肉を犠牲にしなければならず、正直なところ一生やりたくないレベルだった。
きっと大変であろう生活を始める、ずっと前の準備段階で、ここまで体力やら気力やらを持っていかれると先が思いやられるようだが、まぁ所詮は体力なんて数日も休めば元通りなのだから、週末にまた頑張るとしよう。
ところで、部品が余ったり無駄な手順を挟んだりしたのは、単に私が肉体労働に慣れていないだけなのか、説明書が不親切だったからなのか、あるいは頭を使っていなさすぎて理解力が低下しているのか、少し気になるところではある。
感覚的には、調子の波を除けば頭の力が大きく劣化しているとは思わないのだけれど、こういうのは以前の私を知る他人と会ったほうがわかりやすいのだろう。気軽に会える相手なんていないという話は別の機会に……というか過去に何度も書いている通りで、私の人間関係、交友関係に変化がないことをあらためて思い知る。

 

体力作りについては、真剣に考えた結果、ほとんど早歩きの散歩のみで十分だという結論を出した。
早歩きというのは、本当に息が上がるくらいに精一杯、足をせっせと動かし歩行することに意識を集中させること。先日の計測によると、分速約120m、時速にして7.2kmだった。
これがどれだけのペースかというと、軽く調べてみた感じでは一般的なジョギングと大差ないくらい、むしろ若干速い可能性もあるようなので、歩行速度としては異常なのかもしれない。たぶん他の通行人からしたら、なんだこいつ、と思われても仕方ないだろう。向かい風が厳しくて髪型がひどいことになるから、多少の自覚はある。
しかし、走るわけではない、歩行という点において最も優れているのは、その継続性だと思っている。走るとどうしても息が上がるし、そのうち呼吸が正常な域を超えてしまう。だから30分から1時間くらいであっても、慣れていなければ立ち止まって休む必要がある。ただ、一度止まると一気に疲労感が押し寄せてきて、後半は非常にきつい運動になってしまう。歩行であれば、きつくても少しペースを落とすだけで動き続けることができるため、結果的には走るよりも効率よくエネルギーを燃焼させられるし、筋肉を刺激することもできるのではないかと考えている。
専門家ではないから、厳密なところは知らないけれど。
まぁ要するに、習慣として続けていくのなら、激しい筋トレと似たような苦しさを味わうことになりかねないランニングは、私にとって悪手というだけの話だ。

他の運動としては、開脚を中心としたストレッチを継続している。もう三週間ほどになるだろうか、始めた時は90°すらまともに開かなかったのに、今では100°近くまで開けるようになった。目に見えて成長が実感できるのは楽しい。しかも人体の限界はもっと先にあるとわかっていて、私は伸びしろが大きいはずだから、これからも楽しく続けていけそうに思える。
流石に、流行のI字をできるようになるまで伸びるかは微妙なところだし、仮にできるようになっても流行は終わっていそうだけれど、いずれにせよ柔軟性があるに越したことはない。心に掲げる挑戦を続けていくためには長く健康を維持することが不可欠なので、先月の半ば頃に身体が壊れかけてしまったのはショックだったけれど、むしろ生き方を見直す契機となったのかもしれない。

このところ身体の件についてしかガッツリ書いていないような気がするので、もうしばらくして環境が切り替わって落ち着いたら、また趣味に傾倒した内容にしていきたいところ。