K's Graffiti

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素晴らしい曲との出会い

今期の百合アニメ『アサルトリリィ BOUQUET』のOP曲である「Sacred world」に、ものすごくハマった。
歌っているバンド RAISE A SUILEN はバンドリのグループなので、ゲームでもアニメでも曲はいくつか聴いたことがあったのだけれど、これまでの楽曲はそれほど私の好みに合致していなかったせいか、特に思い入れなどはなかった。
しかし、アサリリのOPを初めて見た時にとても気に入ってしまったので、現在6話まで放送されているけれど、いまだに飛ばせないOPとなっている。

 

単に「神曲」と言ってしまってもいいが、別の表現するなら、これは「天才……(絶句)」という感じ。
何が素晴らしいかと言えば、サビにかけて聴き手を一気に引き込む曲調に他ならない。サビ前に一瞬テンションを落としてから強烈にぶち上げていく構図には、心の中のオタクの性質が疼いて仕方ない。気づけば身体が曲に合わせてリズムよく動いているほどに、最高の形で元気を与えてもらえる。
先日、ようやくフルサイズで聴いてみたけれど、アニメサイズよりも盛り上がりが大きくて一層のお気に入りとなった。個人的には、今年の楽曲ベスト3に入るのは確定と言ってしまってもよいかもしれない。
とりあえず一時間くらい流しっぱなしにしていたが、まったく飽きないので相当に強い曲だと思う。初めて聴いた時の衝撃の大きさと、何度リピートしても継続する曲への欲求は、いずれも自分の中で高水準で、かつて記憶にほとんどないほどだ。
いやぁしかし……強い。考えるほど語彙力が失われていくので、ここでは表面的にさらっと書くだけにしたい。

魅力を引き立てている最も大きな要素は、メインボーカルだけではなく合いの手にあると考える。バンド内でDJを担当しているチュチュというキャラクターが、サビ前をはじめ頻繁に高速ラップを挟んでくるのだが、これが一曲を通してかなり目立っている。
最初は、なんというか主張が強すぎるので耳障りに感じないこともなかった。ただ、慣れてくると次第にそのフレーズが楽しみになってくる。今では曲に求めるものの半分くらいはチュチュの歌声になってしまった。
早口すぎて何を言っているのかわからなかったので、歌詞を見ながら聴いてみたところ、頭のもやもやがすっかりと晴れるように、印象がクリアになった。とても爽快だ。

この曲は、RASにもRASの楽曲にも興味のなかった私が瞬殺のごとくどっぷりとハマってしまうくらいに、エネルギーに満ちている。
いったいどういう頭をしていたら、こんなに音の要素が複雑なのにそれぞれが適切に絡み合った曲を成立させてしまえるのだろう。聴いていてほとんど不満を感じないという意味で、完成度が非常に高いと感じた。

 

ここまで好きになってしまうと、ガルパで遊べないという事実が非常にもどかしく思えるので、早く実装されることを願っている。
放送中のアニメタイアップということを考えると、まだしばらく時間がかかるかもしれないが、確かレールガン3期の主題歌は早々に実装されていたことだし、そもそもバンドリ内のバンドの楽曲なのだから、時間の問題のような気もしている。

最近はガルパのプレイ時間が極端に減少していて、直近半年ほどの追加情報などは詳しく追っていないのだけれど、バンドリ関連の曲はカップリングを含め、リリースから比較的時間を空けずに実装されている印象がある。
だいぶ時間のかかった「切ないSandglass」(これも大のお気に入り)のような例もあるので、一概には言えないかもしれないが。