K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

間が悪かった

これは四日前の日記の後日談となる。
結果から言えば、Amazonで品切れになってしまった洗濯機を某家電量販店で購入しようと考えたが、結局のところAmazonで買うことになったという話だ。

 

もともとAmazonで買うつもりだったのだから何も問題はない、と言えばそうなのだけれど、それほど単純な話でもなく……というのも、最速で手に入れるためにわざわざ購入先を変えようとしたのだ。その行動が無駄になるなんて、つくづく間の悪いことだった。
ちなみに最速とはいえ、設置場所までが狭いものだから見積りを依頼しなければならないというのが家電量販店で購入する際の面倒なポイントで、実際に商品が届くまでどれくらい時間がかかっていたかは、今はもうわからない。
けれど依頼時点ではAmazonは入荷日が一週間以上先ということもあり、気持ちが完全に切り替わっていたのは事実だった。

さて、翌日になって念のため確認してみると、なんと「在庫あり」になっているではないか。昨日までは当分買えそうもない雰囲気を出していたくせに、いったいどんな経路で仕入れているのやら。
「念のため」なんて滅多に役立つものではない意識だと思っていたけれど、たまには結果を変えることもあるのだと学ぶことができた。

しかし、依然として大型の箱が上手く収まるかどうかは判然としない。工夫すれば無理ということはなさそうに見えるという程度の自信で、業者に見てもらう前に決断するのは賭けでもあった。
まぁ家電量販店の場合は、もしもの時に手続きが煩雑になるから慎重なのだろうと思う。一方でAmazonなら、きっとヤマトの人が頑張ってくれるから大丈夫だろうと、妙な安心感というか信頼感というか、楽観的な見方ができた事情もある。レビューを読んでみたら背中を押された気分になった。

あとは、送られてくるのを待つばかりで、特に考えることはない。購入後に若干の値下げがあったとか、家電量販店へキャンセルの連絡をしなければならないとか、そんなのは些細なストレスに過ぎない。
むしろ最近はストレスが少なすぎる傾向にあるので、ちょうどいい刺激だ。本当かな。

 

今日の午前中に、ようやくブツが到着した。設置場所までの間取りを見たヤマトの人が、一瞬だけ不安そうな空気を作り出していたけれど、とりあえずやってみようという流れになって作業に取りかかってくれた。実際、設置難易度は高いほうだったと思うのだが、30分ほどで搬入から設置・接続を完遂してくれた。ヤマトを信じてよかった。

まだ洗剤を入手していないから、初回の洗濯は明日以降になるけれど、とりあえずこれで服に困ることはなくなった。間に合わなければ数日間をノーパンで過ごさなければならなかったので、安心した……と思いつつも、一人暮らしで誰に見られるわけでもないし、ノーパンの開放感は結構好きなので、それはそれで悪いものではないかもしれない。まぁそういう変態めいた話はテーマが異なるので、また別の機会にでも。

近場にコインランドリーはある。ただ、そのために外に出るのが非常に億劫だし、洗濯物のために拘束されたくもないし、洗濯機は高い買い物ではあるが自由時間の確保という点に金を使うと思えば、むしろ安いくらいだろう。
とりあえず今は、シンプルなようで難解な説明書を読みながら、結局のところ家電なんて使ってみないとわからないだろう、などと考えつつ、どの洗剤を買うべきか検討している。