K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

陽気

春眠暁を覚えず……というわけで、今日は朝から素晴らしいほど快適な気候だったように思う。真冬の寒い日も布団は気持ちいいが、春に近づくこの季節がやはりナンバーワンだ。
おかげで予定よりも三時間ほど起きるのが遅くなってしまったが、寒いと頑張って早起きしてもガタガタ震えるばかりで活動状態に入れないから、それよりは幾分かマシというもの。寒くないというだけで、瘦せ細った私のような人間は自然と調子が上向いてくる気がする。

 

予報を見た限りでは、どうやら明日も暖かい様子なのでありがたい。週末にかけてはまた寒くなるらしいが、もう二月も終盤なので春は近いのだろう。
三月から四月にかけては、花粉さえなければ九月と十月に匹敵するくらい好きな時季だ。家から出ない生活が基本となっている昨今ではデメリットのみ解消される形となるので、何があるというわけではないけれど今から楽しみにしている。強いて言うなら、春という季節自体を、だろうか。

水曜あたりまでは乾燥注意報が出ている見込みらしい。ずっと家にいると実感がないのだけれど、湿度計を見る限りでは十月頃と比べて随分と低いような気がするので、空気が乾いているのは確かなのだろう。
とはいえ、外と内では空気が異なるものだ。暖房使用時の乾燥には到底、及ばない。一月の頭からずっと稼働させていた加湿器を今日は動かさなかったのだけれど、暖房による湿度低下がない分、あまり不快感はなかった。
まぁ単純な数値による影響以上に、感覚の変化があったのかもしれない……以前であれば身体の表皮が50%以上の湿度を求めていたような気がするのだけれど、今の私はカラッカラの20%台とかそれ以下の環境に慣れすぎてしまったせいで、30%台は余裕といった感じだ。
逆に、梅雨になったらどうなってしまうのだろう。

 

世間的には日曜ということで、寝坊から目を覚ました後はYouTubeでプリコネの特番を見ていたら日が暮れていた、なんていう流れはきっと珍しい過ごし方ではないのだろうけれど、ただ個人的な感覚においては平日と特に変わりがない一日の時間であるから、また無駄にしてしまったなぁという想いのほうが強い。気持ちの切り替えなんてものは、この生活ではなかなか難しいところがある。
そういえば、明後日の火曜日も祝日らしいではないか。まだ心が平成から令和に切り替わっていないものだから、天皇誕生日と言えば12月23日という認識が根強くて、違和感がある。まぁもはや私には関係がないのだけれど。

ようやく春という素敵な季節が見えてきて、これまで下降線を辿っていた調子が今度こそ整いそうな予感がするので、昨日の日記で立てた個人的な企画はちょうどタイミングがよかったかもしれない。
とりあえず一週間は集中して取り組んでみることにして、その集中が三月まで継続してくれたら好ましいし、あわよくば爆発して一気に波に乗れたら幸いなのだけれど、まずは身体と精神の具合を窺いつつ、気候の影響を受けながらも徐々に前進していけたら問題ないだろう。

まぁ問題があるとすれば、予定していた時間にまったく起きられなくなったことと、たっぷり眠ったにもかかわらず半日で眠気を催してしまう怠けきった肉体くらいのものだろう。
せっかく暖かくなってきたのだから、体内時計を整えるためにも身体を動かす習慣を再開していきたいものだ。