K's Graffiti

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タウラス杯結果

ウマ娘の対人イベント「タウラス杯」の決勝戦が昨日、行われた。
決勝とは言っても勝ち上がったグループ内でのランダムマッチングとなっていて、参加したプレイヤーの1/3は1位になれるというもの。意見は賛否あるようだけれど、個人的には緊張感があって、とても楽しいイベントだった。
マッチングの仕組みがどのようなものかわからないけれど、S評価を揃えた相当な廃課金と思われる人でも負けていたり、逆にB+評価のウマで勝っている人がいたりするので、ある程度は実力に応じて振り分けられていたような気がする。

 

まずは画像にて、結果から。

結果①結果②

廃課金とは言わないまでも、善戦できる最低限の備えとして何度か天井する程度にはリアルマネーを注ぎ、それなりに高いモチベーションで時間も費やしていたから、この結果には嬉しさと安堵が込み上げた。
ただ、結果的に勝利することができたものの、負ける可能性は十分にあったし、運で決まったところも多分にありそうな点が競馬ゲームらしいというか、どこまで行っても運ゲー感は付いて回るのかなとも感じた。
このあたりが、良くも悪くもウマ娘というゲームが称賛され、あるいは批判される一番の要因となっているため、今後の人気維持におけるバランス調整の焦点となりそうな気もしている。

 

準備の記事で、タウラス杯において求められそうなステータスを想定してみたけれど、なかなかに悪くない線を行っていたのではないかと自負している。

タウラス杯目標

あくまで理想ではあるけれど、これに近い育成に成功すれば少なくとも決勝ラウンドまでは勝ち進めるだろうと思っていたので、諸々が上手くいって安心した。

以下、タウラス杯で走ったウマたちを記録しておきたい。

1枠目①:ミホノブルボン

ミホノブルボン

最も勝率が高かったウマ娘。若干スタミナに不安があったので、道中に逃げウマ同士で競ったり、デバフを受けたりしてしまうと着外に沈むこともあったけれど、かなり理想に近い働きをしてくれたように思う。
ただ、ラウンド1では大活躍だったもののラウンド2では謎の負け方をすることが増えてきたので、決勝では泣く泣く休んでもらうことにした。

2枠目:オグリキャップ

オグリキャップ

最も複勝率が高かったウマ娘。スタミナが低いので期待していなかったのだけれど、金回復を盛っているおかげで意外と上位に食い込むことが多かった。最強の固有スキルがやはり強く、最後の直線で差しまくっていた印象がある。
唯一の皆勤賞にして、決勝ラウンドの勝ちウマでもある。

3枠目①:トウカイテイオー

トウカイテイオー

3枠目はお試し枠という感じで、複数のウマを入れ替えて遊んでいた。主にラウンド1で使ったのはトウカイテイオーで、それなりの成績を残してくれた。ただ、ちょっと安定感に欠けるというか、先行や差しに特有の垂れウマ現象によって後退してしまうことが目立ったので、レギュラーメンバーとはならず。
ラウンド2以降は出番なし。

3枠目②:スペシャルウィーク

スペシャルウィーク

ラウンド1の後半からラウンド2はほぼレギュラー。テイオーより安定感があったのは固有スキルの発動率なのか、全身全霊の強さなのか、理由はわからないけれど、とにかくブルボンとオグリが後退するような展開のレースでよく勝ってくれた。
しかしラウンド2の後半になるにつれて着外が目立ってきたので、決勝では力不足だと思い観戦シート行き。

3枠目③:ナイスネイチャ

ナイスネイチャ

能力値的には他のウマに及ばない彼女の役割は、デバフ。デバフネイチャは他にも型を試していて、もう少し能力を抑えてデバフスキルを盛り盛りにするとか、賢さ特化にするとか……結局、決勝ではデバフ役がいたほうが同格以上に対する勝率を上げられると思い、採用することになった。
はたして効果的だったのか定かではないけれど、サポート役としてしっかり働いてくれたのではないかと思う。その分、残念ながら最後まで複勝率0%だったので、次に機会があればもう少し活躍させてあげたい。

1枠目②:マルゼンスキー

マルゼンスキー

決勝前に、ブルボンと入れ替えるとしたら誰にすればいいかと考えて、マルゼンに決まった。理由は簡単で、東京2400mのコースと彼女の固有スキルの相性が抜群にいいから。ラストスパート開始位置のゴール前800m地点が、ちょうど最終コーナーで固有スキルが発動する場所で、そしてスキル内容が加速力上昇のため一気に最高速度で駆けることができる。
正直、能力スキルともにあと一歩という感じが否めず、ラウンド2までで試すことができなかったので心配していたのだけれど、思っていた以上に走ってくれて決勝2着。


勝戦は展開に恵まれたことも勝利の一因として大きい。
作戦は逃げ3人、先行1人、差し3人、追込2人となっていて、相手の逃げはブルボンとマックイーンだった。スタミナの値では負けていたくらいなのだけれど、道中で掛かったのか、回復スキルが発動しなかったのか、ブルボンは終盤にずるずる下がっていき、最後の直線ではマルゼンvsマックイーンの様相。
一方で先行のオグリは誰にも邪魔をされることなく、のびのびと走って脚を溜めることに成功し、金回復×3が発動したことで最大距離スパートをかけることができた。
ネイチャは敵の差しや追込と競る形でスタミナを消耗させ、終盤にはスキルで援護。
上手く3人の能力と展開が噛み合って手に入れた勝利だったと言ってもいい。

実際の競馬だったら、いわゆるスローペースによる前残りという感じの展開なのかもしれない。差しより後ろにいたウマは間に合わず、相手の垂れたブルボンを除く3人が上位で争った形だ。
別のマッチングではきっと再現できないだろうし、負け筋はいくらでもある。これはもう運が良かったとしか言えないだろう。

 

月刊トゥインクル増刊号によるとTOTAL勝率70%ということで、最上位プレイヤーには及ばないまでも、そこそこの結果は残せたのではないかと思う。
チーム競技場とは違った能力が期待されることは十分にわかったし、コースとスキルの相性分析といったこれまで深く考えなかった視点が生まれたことなど、遊び方の可能性を広げたという点で大きな意味があるイベントだったと思っている。

それにしてもデータ分析がここでしか見られないのは、もったいないような気もするのだが、常設してはくれないだろうか。チーム競技場とか、過去のチャンピオンズミーティングの戦績とか。

データ分析