K's Graffiti

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ヴァルゴ杯準備

気づかぬうちに今月も半ばに差しかかり、チャンピオンズミーティングに向けた育成もそろそろ本腰を入れ始めなければならない。
というわけで、いつもより少し遅くなってしまったが、今回も本育成における目標ステータスを考えていきたい。
なお、先月末からスタートしたアオハル杯の育成は、上手く進めることができればURAでは不可能に近いステータスの化け物を生み出すことができるため、既存の考え方では足を掬われるかもしれない。そのあたりも考慮しながら、試行錯誤していきたいところではある。

 

ヴァルゴ杯のレギュレーションは、阪神・芝・1600m・右回り・秋・晴れ・良バ場、ということで……距離と季節以外は先月のレオ杯と同条件ということになる。
現実の競馬から連想される予想としては、スプリンターズSの短距離か、菊花賞の長距離だと考えていた人が多かったと思うけれど、なんとびっくりマイルという発表に、正直なところ月初からうんざりしてしまった。
マイルという距離は、なんというか、こう……キャンサー杯の時に強く感じたのだが、とにかく運要素が大きすぎて心臓に悪いのだ。時間をかけて育てた娘が、運だけ太郎に破壊されるのは、できれば勘弁願いたい。

まぁマイルCSをモチーフにしているのだろうし、連続で阪神となったのはリアルで京都が工事中ということに由来するのだろうから理解はできるけれど、だったら阪神3000でも良かったのではないだろうか。

 

さて、文句ばかり言っていても仕方ないので、とりあえず育成の方針について書いておく。
今のところエース第一候補は、依然として最強ウマ娘である水着マルゼンスキーであり、あとは後ろの脚質なら大差ないという印象だ。
基本的にはスピードカンストに加えて、前の脚質なら賢さ優先、後ろの脚質ならパワー優先で上げていきたいが、強いサポートと因子を使って上振れを狙えば、スピパワ賢さトリプル1200も視野に入るのがアオハル杯の恐ろしいところ。
マイルSや有用スキルの取得も必須であるため、流石に理想ステータスの達成は現実的ではないけれど、いずれにせよ先月までと比べて大きく環境が変わるのは確定と言っていいだろう。A+は誰でも作れるようになったし、S評価のウマを目にする機会も以前とは比べものにならないくらい増えるはずだ。

いつもの目標ステータスの表だが、今回は二種類作成した。
一つは水着マルゼンスキー専用で、もう一つは後ろの脚質(差し・追込)に限定した。
同じマイルであるキャンサー杯は終盤の入口直後に最終直線があったため、結果的に中盤スキルを盛った先行のエルコンドルパサーが最強だったけれど、今回は終盤が最終コーナーの途中から始まり、最終直線までは若干の距離があるため、先行にとって有用な加速スキルが存在しない。そういった事情から、先行を使う可能性は限りなく低く、ゆえに目標ステータスを考える必要はないと判断した。

ヴァルゴ杯目標①

水マルは固有スキルの発動トリガーとして、回復スキルの発動条件がある。スタミナの値にかかわらず回復スキルを積まなければならないため、今回の目標は回復を前提として設定した。
スピードと賢さはできればカンストさせたい。パワーは上げられるだけ上げたいが、現実的には相当な上振れを引かないと1200まで持っていくのは難しく、まぁ1000前後まで伸ばせたら十分だろうと判断した。

ちなみにスピードが限界突破しているように見えるのは、コースによる補正(阪神1600はパワー901以上で1.2倍)と、緑スキル◎および距離Sによる約1.1倍の上乗せを含めているからで、これを考慮しないとスタミナの計算が合わなくなるから前提に組み込んでいる。

ヴァルゴ杯目標②

ライスシャワーパワーサポートが強いため、スタミナとパワーを並行して上げやすくなった今の環境では、こういうステータスも現実的になった。
基本的には水マルに勝ってもらう想定だが、スキル不発などの事故は一定割合で発生してしまうため、保険として強い差しか追込を入れておきたい。
ここで重要なのは、後ろの脚質を運ゲー化させている加速スキルの存在で、賢さを上げることによって前に出てしまうと、加速スキルが発動しなくなるというディレンマがある。
考え方次第ではあるが、安定して格下に勝つことを第一目標にするなら、別に加速スキルなんて必要ない場合が多い。同格か格上に対する一発という意味では、賢さを上げていても過剰に出すぎることはないと思うし、その時にスキルが発動してくれたらいいというコンセプトで育成を進めていきたいと思っている。

まぁいくら考えたところで、太刀打ちできないような相手に当たったら勝ち目はないから、つくづく格下とマッチングすることを祈るゲームなのだけれど……自分が強くなれば格下に当たる確率は当然ながら増加するため、今月の上旬は延々と因子周回を余儀なくされたわけで、その甲斐あって一応は快適に育成を回せそうな環境は整いつつある。

最後に、決勝までは連れていってくれそうな暫定の水マルを貼っておこう。
ややパワーが心許ないため、決勝までに更新できたらいいのだが、ひとまずは後ろのウマを作ろうと思う。

ヴァルゴ杯暫定水マル