K's Graffiti

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ヴァルゴ杯結果

ウマ娘の対人イベント「ヴァルゴ杯」の決勝戦が本日9/26に行われた。
先月より数日ほど早い開催となったが、まぁ結果の出ない育成を月末まで続けるよりは自由時間が増えるから、ある意味では助かる。
愚痴は昨日だいたい書いたので今日は結果を記録するだけの、簡単な記事で終わらせたい。

 

まずは画像にて、結果から。

結果①結果②

ひとまずは安堵といったところだが、これでプラチナ五冠になってしまったので、来月も頑張らなくてはならなくなった。いや、本当に嬉しいことなのだけれど、今回はそれを上回る苦しさがあったから複雑な気持ちなのだ。
アオハル杯によるステータスの底上げに加えて、運要素の大きいマイルという距離が、マッチング次第ではどれだけ詰めても安定しない結果を作り出す。

育成の方針としては、同じマイルのキャンサー杯では賢さを上げたエルコンドルパサーが強かったこともあり、アオハル育成の基本的な方針(賢さを踏んでアオハル魂を溜める)と併せて、スピ賢さで仕上げていたプレイヤーが多かったと思う。
実際、私も最初のほうの育成はスピ賢さ1200と、走りきれるスタミナ、あとは上げられるだけパワーという感じにしていたのだが、いざルームマッチで走らせてみると予想以上に前に行かない事故が多発した。
おそらく距離が短くなったことで、目標速度判定で上振れを引いてもパワーがないと速度上昇の有効区間内で十分に加速できないという現象が発生していて、レオ杯と比べて賢さだけでなくパワーの重要性も高かったのだろう。特に逃げは序盤のハナの取り合いでも加速度がモノを言うため、パワーの低い逃げは勝ちづらかった。

キャンサー杯の頃は、そもそも賢さを上げているウマが少なかったため、相対的にエルが前に出ることができたけれど、今回は全員そこそこ賢さも盛れているという関係から、差がつけることが難しくなったのだと理解した。
ちなみにレオ杯はパワーに回す余裕がなかったため、純粋に賢さによる乱数の引きが結果を左右していたと思われる。

脚質の優位関係については、やはり逃げが勝ちやすく、先行は中途半端で、差しの豪脚乗り換えアナボというパチンコが強い。追込は中盤スキル盛り盛りで前にでたタイシンならチャンスあり、という印象を受けた。
強い人間は逃げを出し、弱い人間は差しの一発に賭けるという構図が基本となったが、どれだけ仕上げた逃げウマでも一定確率で後ろに持っていかれるから、逃げと差しをどういった形で出していくかが課題となった。

私はタイシン未所持のため、後ろの脚質を使うとしたらオグリ、ウオッカ、ライアンあたりが候補となったが、差し3編成は安定感を損なう観点から論外という結論に至る。
逃げは水着マルゼンスキーがレオ杯に続き活躍し、セイウンスカイはウマ箱で交換したため今回から使用できるようになった。
あとは逃げ2差し1にするか、逃げ1差し2にするか……どちらが結論編成なのか最後までわからなかった。

 

以下、ヴァルゴ杯で走ったウマたちを記録しておく。

一枠目:水着マルゼンスキー

水着マルゼンスキー①水着マルゼンスキー②

レオ杯では最強キャラクターだった水マルだが、今回は継承した「アングリング×スキーミング」の持続時間が短く(レオ杯5.28秒、ヴァルゴ杯3.84秒)、終盤に入ってから後ろとの距離を引き離しにくいことがわかった。
スピード1200は大前提で、右回り〇や秋ウマ娘〇に加えてマイルSが付いてようやく、後ろのウマと勝負になるかどうか、といったところ。
縦長の展開になったり、差しウマ同士で詰まって潰し合ったりすれば勝ちやすくなるため、予選の勝率はそこそこ出たけれど、スピパワ1200のマイルS差しウマには呆気なく負けることもしばしば……スキル不発事故も少なくないし、前回ほどの安心感はなかった。

パワーが重要と判明してから芝SマイルSの作り直しを試みたけれど、本育成序盤で作った水マルの完成度を上回るのは難しいと途中で判断して、他のウマを詰めることになった。

 

二枠目:セイウンスカイ

セイウンスカイ①セイウンスカイ②

セイウンスカイ③セイウンスカイ④

上は予選を走らせたセイちゃんで、下は決勝で勝利を勝ち取ったセイちゃん。
流石に本家「アングリング×スキーミング」は最強で、もちろん後ろ脚質の加速スキルが完璧にハマれば差される可能性はあるものの、ほとんど場合、固有を発動さえしてしまえばスタミナ切れ以外の負け筋はなくなる。
水マルは継承した「アン×スキ」の不発があったが、こちらは先頭なら確実に出るという点から安心感は桁違い。
どうしても勝ちたい、勝たせたいという強い想いから、先頭を取りやすくするために芝Sの個体を作り直したのだが、長く険しい道程だった。ラスト一週間はほとんどをセイちゃんの育成に費やしていた気がする。

マイルSでない点と若干のスタミナ不安はあったけれど、前者は逃げ2差し1でバ群が伸びることを願って、後者は決勝専用仕上げということでお祈りした。

 

三枠目:オグリキャップ

オグリキャップ①オグリキャップ②

こちらもレオ杯からの連続出走となる。
優秀な適性と成長率、ガバガバ発動のくせに効果量が最強という固有スキルを持つことから、密かにチャンピオンズミーティングの人権キャラクターだと思っているウマなのだが、今後もお世話になる機会は多そうだ。
今回は差し運用で、高い賢さと中盤スキルによって前のほうまで上がってきて、最後はフィジカルで差しきるというスタイルが基本となる。差しは運ゲーなため、展開次第では後方に張り付くことも少なくないが、その場合でも加速スキルで一発を狙えるからバランスがいい。

もう一人の差しウマと悩んだけれど、安定感を重視して決勝ではオグリを採用。
無事に連対してくれたため、仮にセイちゃんがスタミナ切れを起こしても勝てていたということになる。

 

その他:メジロライアン

メジロライアン①メジロライアン②

誰でも育成できて、誰にでもワンチャンスをもたらす運ゲーの申し子。
終盤開始時に6位を取っていたら勝ち。ブロックがあるから絶対というわけでもないのだが、固有スキルが発動した時の頼もしさはセイウンスカイに匹敵する。

正直に言って、予選の成績はオグリと誤差すぎて決め手に欠ける部分はあったのだけれど、オグリは前方にいてもある程度は強く後方にいても加速の可能性があるのに対して、ライアンは6位必須なのが嫌だった。
考えてみると、役割としては相手のセイウンスカイに前を取られた時に勝ち筋を作れる程度のもので、自分のセイちゃんを信じるのなら必要はないかなと思ったのだ。水マル対面ならばオグリで差せるわけで、あえて不安定なライアンを使う意味はないという判断に至った。

決勝レースは、逃げ4差し5という脚質分布だった。
相手にSランクはおらず、格下と言っていい。ただ、マイルSや芝Sが当たり前のように搭載されていて、運が悪ければ普通に負けられる。

レース展開は、ほとんどセイちゃんの独擅場だった。
逃げ4は水マル2、セイちゃん、バクシンの勝負となったが、水マル2が仲良く地固め不発で沈んで、バクシンはパワー賢さともに低く、スタート直後から先頭に立つことに成功した。その後も順調に中盤スキルを積み重ねていき、差を縮めることなく終盤に突入、そのまま逃げきってゴールした。
危なげない勝利ではあったが、思わずガッツポーズをしていてびっくりした。

スキルの事故を考慮しての逃げ2という編成が功を奏したのも良かった。一応、私の水マルが終盤開始地点で2位まで上がってきていたので、地固め不発が逆であっても勝てていた公算が高い。

怖かったのは、相手のライアンだった。
差しの中で最も能力の高い私のオグリは5位を維持していて、アナボリックは狙えない。その真後ろにいたのがライアンであることに気づいたのはセイちゃんの固有が出る直前で、内心とても焦った。
ただ、ヤツは上がってこなかった。運が良かった。リプレイで確認したら、私のオグリが相手のライアンをブロックするというファインプレーを果たしていて、結局のところこのゲームは運の良いやつが偉いのだと実感する。
もしブロックに失敗して、ライアンが悠々と加速に成功していたら……きっと負ける可能性は大いにあったと思う。

着順

予選勝率は80戦71勝で88.75%という結果で、右も左もわからなかったタウラス杯を除けば、キャンサー杯に次ぐ悪さ。ラウンド2だけならジェミニ杯以降で最悪の成績だった。
敗北のほとんどは相手の逃げに運負けというパターンだったので、そういう意味ではセイウンスカイの作り直しは正解だったように感じる。

次回「ライブラ杯」の予想は菊花賞の京都3000か、秋天の東京2000か、あるいは……今回のマイルが想定外すぎたので、あまり特定の条件に期待しすぎず、とりあえず今はレンタル5回を使って適当に因子周回をしていくことにする。