K's Graffiti

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サジタリウス杯準備

今年最後のチャンピオンズミーティング・サジタリウス杯のレギュレーションは、中山・芝・2500m・右回り・冬・晴れ・良バ場、ということで……まさに今週末に行われる有馬記念そのものだ。日程的にはチャンミ決勝を見てから有馬記念に臨む形になるだろうから、現実とのリンクという意味でモチベーションが高まる。
なお、いつもは上旬頃に書いていた「準備」の記事が遅くなってしまったのは、どういう編成やステータスがベターなのか、なかなか自分の中で具体的な結論が出なかったためだ。決して、先月の敗北によってやる気を失ったというわけではない。

 

有馬記念の条件は、レース場の違いを除けば10月に開催されたライブラ杯と被る。長距離かつ向こう正面で終盤スタートということで、相変わらず「直線一気」のスキルが強力であり、脚質的には追込が有利となる。
そういった事情から、もし育成が間に合わなければライブラ杯の時に作成した追込キャラを流用するという手段が残されているように思われる。条件が判明した月初から、私は一から因子を用意しなければならなかった過去のチャンミと比べて、まったく焦りのない非常に穏やかな気持ちでコツコツ育成を繰り返していた。

新規で作り上げるとしたら、少なくともライブラ時の自分を超える必要がある。距離が短くなって必要スタミナが減少しているのだから、その分をパワーや賢さに回さなければ意味がない。加えて、先月に追加されたメジロドーベルの固有スキルが継承として積み得ということもあって、気持ちの上では楽でも因子周回から育成といった恒例の流れが楽になったというわけではない。

ただ、一日のレンタル回数が増加したこともあって、自分で用意する親は片側だけでもいいと思えるようになったのは、大きな変化だと感じている。本育成は一日三回のレンタルでは難しいところがあるかもしれないが、一日五回なら完成する可能性が現実的になる。
これまでは祖父母用の因子ばかり漁っていたけれど、これからは親用の因子の重要性が上がるかもしれない。まぁ感覚的には、タウラス杯やジェミニ杯の頃に戻ったようなものだ。

 

気になる目標ステータスだが、今回の中山2500ではスタミナと根性にコース補正がある。究極を求めるならどちらも901以上ということになるけれど、実際の育成で現実的なのはスタミナ901根性301以上だろうから、補正倍率は1.15倍になるだろう。細かい話だが、実際の数値はスピードカンストの場合、1200×1.04(やる気)×1.15(コース)+60(緑◎)=1495くらいになる。

サジタリウス杯目標

スタミナについては諸説あるが、だいたい800台後半あれば足りる印象だ。決勝想定で絶好調時に901超えを狙うのであれば867は欲しいところだが、誤差と言えば誤差なので、中山レース場◯や非根幹距離◯があるなら800台前半でも一応は走りきれる。
ただ、スタミナデバフを考慮するなら素の値で900以上を確保しておいた方が安定性は増すだろう。この点に関してのみ、スタミナ1000以上あるライブラ個体のほうが確実に最速スパートできる強みがあると言えないこともない。

パワーについては、追込なら可能な限り盛りたい。カンストは難しくても、1100くらいは欲しいところだ。
基本的に先行のクリスマスオグリや、水着マルゼンスキーorセイウンスカイといった強力な逃げを差す形となるため、終盤の加速度に関わるパワーが低いと届かないことが多い。最終直線に坂もあるから、減速を最小限に留めたいという考えもある。
賢さも可能であれば800くらいまで上げたいところではあるが、スタミナもパワーも上げて賢さも……というのは、流石に試行回数が現実的な範疇を超える。賢さ一枚なら600付近が、まぁ無理のない目標といったところだろう。

一方で逃げのステータスについては、パワーも必要だが賢さも欲しいため、バランス良く上げていきたい。賢さはお馴染みのファインネイチャで、他もキタサンビコペ樫本ライスといういつものメンツだ。正直、そこそこ長くやっている課金プレイヤーしか手を出してはいけない。
追込と違って必須スキルはないから長距離の継承を粘るだけだが、コーナースキルに乏しいと先頭を取りづらいため最低でも長距離コーナー◎か逃げコーナー◎のどちらかは積んでおきたい。

私は採用しないため、あまり深く考えていないクリスマスオグリについて少し触れると、あれは上手くハマれば理論上最強キャラなのかもしれない。
ただ、ベストは2000や2200のコースであり、今回は安定して勝てるかというとそうでもない。逃げ0の展開で幸運な先行にオグリが選ばれたら強いけれど、それを相手にやられたら敵わないため、そうした事故回避のために私はオグリではなく逃げを入れることにした。

 

徐々に他との差を感じづらくなっているチャンピオンズミーティングだが、今回も突き詰めていくと、中盤の展開次第で大きく結果が変わる運ゲーとなる。
その中でも勝てる確率を上げるために適性やスキルを揃えていくわけだが、限界はあるわけで、最後は祈るしかないのだ。
もちろん、必要とされる要素が致命的に不足していたら運ゲーに持ち込むこともできないため、最低限を満たすために頑張ろうとは思うが、はたして熱意がいつまで続くのか……今はまだ知らない。