K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

わーどる

Wordleというゲームを数日前から遊んでいる。どうやら流行っているらしく、毎日Twitterに謎の記号群が流れてきたのが気になって調べてみたのだけれど、アルファベットのものだけでなく日本語やポケモンなど種類があって、すべてを日課にしようとすると意外に時間を持っていかれる。
基本的には一日一回、決まった単語を当てる形式で、試せるチャンスは英語と日本語で異なるけれど、絶妙なバランスで作られている。
正解に含まれる文字は色が変わるから、それをヒントに自分の語彙を漁る作業だ。

 

初回プレイ時にはルールを把握しておらず、にもかかわらず確認せず適当に埋めてしまったので失敗したけれど、二回目からは一応クリアできている。
ただ、これは言語能力というよりも、かなり運要素が影響していると思った。
もちろん、多様なワード検索を行える頭を持っていたら正答率は上がるはずたけれど、それにしたってヒントなしでは限界があるのだ。
序盤に入力した言葉がまったく引っかからないようだと、試行錯誤する効率が落ちる。部分的には同じで、何度か入れ替えないと正解に辿り着きにくい言葉が正解に設定されていたら、なお厳しい。

あまり深く考えずに始めてしまうと、ふと思いついた単語を文字が被らないように順番に入力していくことになる。
おそらく、この冒頭のいい加減なプレイが苦戦を招いているのだろう。
できるだけ少ない回数でクリアを目指すのであれば、また話は変わってくるが、とにかくチャンスのあるうちに正解したいのだとしたら、どんな状況においても序盤は同じ言葉を使うのが効率的だ。
より多くの単語において使用されている文字を、幅広くカバーできる言葉の組み合わせ……まだベストと言えそうなものは見つけていないから、つい面倒くさくなって直感的に入力しては失敗というパターンを繰り返しているけれど、私は運が悪いため半分を過ぎた段階で全部を外していることも珍しくない。

 

これまでに遊んだのは、英語では最もポピュラーな5文字のものと、6文字のもの。
日本語では5文字のものと、4文字のもの。それからポケモンだ。
英語は使われる文字が限られていることもあって、それほど時間がかかる印象はない。何回か外したら、残った文字を組み合わせてみて、消去法で正解できることが多いのだ。
一方で、日本語の難易度は段違いに高い。使用できる文字の幅が桁違いなため、入力した文字が的中する確率は英語と比べると遥かに低いから、たいてい終盤までほとんど埋められない。
ポケモンに関しては日本語ではあるものの、ポケモン名という縛りがあるから無制限ほどの難しさは感じない。まぁ個人的には、最近のポケモンを知らないという問題があるから、最後まで絞り込めない可能性もあるのだが、簡単すぎず難しすぎず、これが一番バランスが取れているように感じる。

寝る前にちょっとだけ遊んでみると、いい具合に眠気を誘発してくれる。
英語やポケモンはすぐに終わってしまうけれど、日本語無制限は寝落ちするのにちょうどいい。
翌朝すっきりした頭で挑んでみると、案外すぐに終わるのも面白いところだ。