K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

謎の頭痛

最悪、例のアレなのではないかと心配したけれど、主な症状として挙げられている喉の痛みは一切なく、体温も至って平熱なので、原因は別のところにあると判断した。
昨日か一昨日か、明確なタイミングは忘れてしまって定かではないのだが、少なくとも一日以上は経過している。右の偏頭痛が非常に厄介だ。

 

数か月前に虫歯を治療した際に貰ったカロナールが余っていたので、とりあえず服用した。
薬が効いている間は幸いなことに痛みがほとんど消え失せてくれたのだが、時間の経過とともに少しずつズキズキと異常を主張してくる。
日常的に発生する体調の不具合にはいくつか種類があるけれど、頭痛は常時全身にデバフがかかるような感じがして、地味にストレス度合いが高い。

よくある低気圧による不調の線も考えた。確かに雨が降ったり曇ったりしていて、快晴という感じではない。
ただ、調べたところ確実な原因として言い切るほどの低気圧ではなさそうで、これくらいなら大して影響はないように思えた。
これは困った。なぜ頭が痛むのか、今のところわからない。

たとえば睡眠不足や運動不足といった、他の不調の要因にもなる生活習慣上の問題点を考えてみるが、前者は十分な睡眠明けにもかかわらず偏頭痛を感じているから違っていそうで、後者はいまさら感が強い。
そもそも頭が痛くて運動する状態に移行できないのだから、もし運動不足によって引き起こされている頭痛であれば既に詰んでいる。考慮する必要はないだろう。
あとは不安定な食事による栄養失調あたりが候補になるが……感覚的な話になるけれど、そういう感じではないのだ。

強いて言えば、不定期に訪れる身体活動の低迷期という感じだろうか。
最近は発生していなかったから忘れていたけれど、以前は月に一度くらいのペースで悩んでいた、周期的に生じる対策不能な調子の波の下限部分……元の調子に戻るまでには数日を要するけれど、治ったら嘘みたいに元気が出るようになるから、ひたすら耐えるしかない。

 

生活リズムがおかしいという説は、検討したくないものの考える必要があるかもしれない。
実は現在、ちょうどいい具合に昼夜逆転を満喫しているのだ。普通の人が起きて活動している日中帯に眠り、太陽が沈んでから目を覚ます。一般的な夕食が朝食に相当し、翌朝の食事を夕食と捉える。正午前後に布団へと向かう。
夜に眠るのが本当に苦手で、睡眠状態に入るまでに時間がかかる上に眠りが浅くなりがちな一方で、昼に就寝すると一瞬で眠りに落ちるし質も高くなる。一般社会に合わないバグのような体質だけれど、昨年から様々な生活時間を試してみて行きついた回答なので、睡眠自体にストレスを抱えないためには仕方ないのだ。

ただし、まともに日光を浴びられないという欠点もある。
眠る前の午前中にカーテンを開けて、ビタミンDの生成を促す手もあるけれど、根本的な解決にはならないだろうし困ったものだ。
頭痛の原因が日光浴不足なのだとしたら、昼夜逆転生活の限界を感じてしまって、食事の件といい相変わらず生命不適合者感が半端ないのだけれど、ともかく今回は様子見するしかなさそうだ。

なんだか四月の初めから幸先が悪いけれど、願わくばこれを今年度の最悪な期間にしていきたい。