K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

疲労に睡眠不足を重ねる

体力のない人間が連日のように外で活動を続けて、しかし夜にはまともに眠れていなし。どうなるか。
簡単な話で、いつ意識を失っても不思議ではないくらい強烈な疲労感を経験することになる。
今の私は、正常に動くための力を既に喪失している。例えるなら、停電後に非常電源でかろうじて稼働しているようなものであって、いつでも燃料が底を尽きる準備は整っている。

 

どうしてこんな状態になってしまったかというと、ひとえに私の睡眠が下手くそだからだ。
疲れて横になっているはずなのに、自宅ではない、普段とは異なる環境下であるがゆえに、リラックスできない。眠いのに、スムーズに眠りへと落ちることができない。
加えて、もともとの神経質さが過敏になっていて、せっかく眠りに入れそうな微睡みの中にいるのに、ちょっとした物音で即座に現実へと引き戻される。
結局、昨晩の連続睡眠時間が2時間を超えたタイミングは、おそらく一度もなかったように思う。

ある意味で喜ばしい悲鳴なのかもしれないが、肉体的な負担という側面においては残念なことに、疲れていても朝から身体を奮起させなければならなかった。
そもそも自宅にいたらモチベーションも何もないから単純な比較に意味などなく、朝から夕方まで特定の活動が予定されている時点で体力にバフがかかるイメージがあるから、従来の私では考えられないほど動けているというのは、別におかしなことではない。
ソロ活動ならともかく、同行者の存在は感覚を麻痺させる誂え向きの条件だ。
ポケモンで言うと、とっくにHPバーは暖色へと変化して瀕死へのリスクを訴えているというのに、柄にもなく付き合うしかなかった。
もっとも、感情的にはネガティブというわけではない。こういう機会には滅多に恵まれない。シチュエーションごとの体験を大事にしようという想いもあるし、私には珍しく、できれば積極的に向き合いたい気持ちが強かった。
もし私がエネルギーに漲る体質でさえあれば、何も問題はなかっただろう。

 

この日記を書くまでには、幾度の睡眠の誘惑を乗り越える必要があった。
きっと、今すぐにでも布団に入れば、ほとんど一瞬に近い時間で睡眠状態へと移行できるにはずだ。
昨日とは状況が異なり、一応は心身ともに落ち着ける場所にいるから、無理をする必要もないのだが……一昨日の夜から今日の昼まで過食傾向にあった影響か、どうにも胃腸を中心に気分が優れなくて、寝た途端に具合が悪化しそうな気配がある。
幸い、まだ腹痛からの腹下しには至っていないものの、いつ崩壊することやら。

油ものを摂りすぎた晩や、二日酔いに近い時に似ているけれど、体内環境の都合で眠りたいのに横になれなくなった時の苦しさを、久々に実感している。
これもまた他者との付き合いでこそ発生するもので、私一人きりではほとんど起こり得ないことだ。
やはり、どう考えても社会的動物としての適性は低い。