K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

1.5周年

競馬をリアルタイムで見るために無理をして睡眠のタイミングを歪めてしまったので、半ば眠ったような状態で眺めていた今月の「ぱかライブTV Vol.20」だが……1.5周年の特別版ということで、先月に続き情報量の多い回だった。
今後の追加コンテンツの紹介を見た感じでは、育成ゲームの性質・傾向が大きく変わりそうという第一印象を受けたけれど、実際にどうなるのかは実装日以降の検証を待たなければならない。楽しみだ。

 

先に悪い話、というかネガティブな予感から書いていこう。
このゲームは、これまでに散々言われてきたように、わりと課金圧が高い。もちろん、初期からコツコツと遊んでいる人はその分のアドバンテージを得ているけれど、途中から始めて最前線に追いつこうとするなら、数万円程度の課金では雀の涙でしかなく、上を見ると非常にシビアな環境を強いられることになる。
もっとも、メインコンテンツであるストーリーを楽しむだけならその限りではないが……長期的に遊んでいくにあたって触れることになる対人コンテンツをメインに据えるのであれば、強いウマやサポートカードの所持有無がモチベーションに与える影響は大きい。
幸いなことに、1.5周年に至るまでその点の極端なインフレーションはかなり抑えられていた。
一部ではあるものの、初期キャラや初期サポートカードがいまだに重宝される存在であることから、一度それなりのもの手に入れれば長く使っていける……そういうゲームだからこそ、廃課金でなくとも上位で鎬を削ることができていたのだ。

まだ、わからない。
わからないが……どうやら次回のガチャ更新および新シナリオの追加によって、育成環境であったり要求されるカードパワーであったりが、かつてないほど変動するような気がしてならない。
つい先日、せっかく引いたカードを強く活用できないような状況になってしまったら、それを入手するためにリソースを費やしたプレイヤーにとっては面白くないだろう。
新しい要素が増えるたびに石の投入が強いられるとしたら、次々とプレイヤーが脱落していきかねない。
そのあたりのバランス調整は、これまで楽しんできて今後も長く遊びたい私としては、慎重に進めてほしいところではある。

 

一方で、ポジティブに捉えたい情報も少なくなかった。
新シナリオの育成は純粋に楽しみだし、ステータス上限が突破することによって、これまでにないくらい評価値の高いウマを作れる嬉しさはあるだろう。こんなに強いのが出来た、とキラキラした画像がTwitterにたくさん上がり、盛り上がること必至だ。
他にも、因子獲得の再抽選というシステムの実装は、単純に試行回数が倍になるわけだから、普段から因子周回を繰り返している人ほどありがたいだろう。時間がなくて少ない回数しか育成できないという場合でも、既存の半分で済むと思えば効率は段違いだし時短に繋がる。
短時間で終わるシナリオというのはゲームの性質上どうしても難しいしところがあるのだろうし、こういう部分で余計なプレイ時間を節約できるのは助かるところだ。

新キャラクターの追加発表もあった。
個人的には詳しくない世代なので、実装に伴って解像度を高めていきたいところではある。
先日、コパノリッキーが実装され、同時にホッコータルマエワンダーアキュートも同シナリオ内に登場している。見たところ最近の追加キャラクターはデザインから3Dモデルまで、かなり力が入っているように思えるから、今後の実装キャラクターに対するビジュアル面への期待度は個人的にとても高い。
それにしても、育成シナリオの内容も含めて、初期の頃に実装されたキャラクターは少し見劣ると感じることがあるため、どこかのタイミングでテコ入れというかブラッシュアップというか、何かしらの改良が欲しいと思ってしまうのだけれど、流石に欲張りすぎだろうか。

とりあえず、予想はいくらでもできるけれど、結局24日以降になるまで細かいことは何もわからないので、明日と明後日は久々にウマのことを考えず虚無期間を過ごすことにする。