K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

身体の不具合あれこれ

一応、誰でも見られるインターネット上ということで、個人情報である年齢を具体的に書こうとは思わないけれど、ざっくり予想できる幅で表現すると……私はちょうど若者から若者でなくなるような、微妙な過渡期にいるような気がしている。
まだ肉体的には完全に衰えに入るわけではないものの、学生時代のように無理をしても即座に回復できるほどの自由度はなく、少しずつ気を遣っていく意識が求められるような、難しい年頃だ。

 

先日、予想外に虫歯が見つかって治療費が痛いという話を書いたが、それ以外にも病院に通わなければならないかもしれない、節々の問題が顕在化する気配を感じ始めている。
私は極度の痩せ型ということもあって、過剰な食事に起因する生活習慣病とは今のところ縁がないと思っているけれど、世の中にある病気はそれ以外の要素を原因とするもののほうが多い。
ちょっと前まで元気だったのに、急激に体調が悪化する。ただの自然に回復する不調であればいいが、運が悪いと命に関わるような病に冒されているかもしれない。
そういう可能性を、まったく意識の外側に置いておくことができなくなったという感覚だ。

体力不足や筋力不足、あるいは栄養不足による元気の出にくい体質や疲れやすい体質は、食事と運動の習慣改善により無視できるレベルに軽減されると考えているし、もし病気であれば随分と前に致命傷になっているはずだから、ここでは考えないこととする。
問題なのは、瞬時に原因が思いつかないような、対策の難しそうな不具合だ。頭から爪先まで、身体の内部のどこかしらに痛みなどの不愉快な反応が生じる。寝て治るならいいけれど、それが数日間ないし数週間も続いていると、何か特別に悪い状態に陥っているのではないかと不安にならざるを得ない。

一週間ほど前からの出来事として、口腔内の異常を書き残しておきたい。
端的に言うと、舌が痛いのだ。
舌の横側、やや奥まったところ……鏡に映し、手で触ってみると、妙な「しこり」が出来ていることがわかった。ただ、外側からでは腫れていることしかわからないため、まだ素人には判断ができない。
調べてみると、最悪のパターンでは舌がんという結果が出てきた。しかし、いくら若年層でも皆無ではない病気とはいえ、確率的な意味で真剣に不安視すべきところなのか微妙だ。
個人的には、単なる舌の筋肉痛が炎症を起こしてしまっただけなのではないかと思っている。というのも、虫歯云々の流れで、奥歯を舌で触りすぎていたから、舌に無理をさせていたタイミングがあったのだ。
食べたものが奥歯に挟まる。気になって舌で弄る。舌の付け根に近い部分には、通常では生じないような強い負荷がかかる。
似たような痛みは以前から何度も経験しているのだけれど、触ってわかるほど腫れたのは初めてだったから、ちょっとナーバスになっているだけかもしれない。
あと一週間、状態に変化がないようであれば流石に受診を検討しようと思うが、昨日よりは痛みが引いている気がするし、あと数日で元に戻ることを願いたい。

 

他人と関わりがないから、感染系の疾患を経験することになる可能性は低い。したがって、身体の不調はすべて私自身の内部から生じるものとなるはずだ。
昔から出不精で身体に無理を強いることは少なかったし、今は普通のストレスとは無縁に近い環境で生きているため、あまり他人の意見や経験談はアテにならないかもしれない。
もし何かしらの病気になるとしたら、最も確率の高いものはなんだろうか。座っている時間が長いため、血栓が出来て脳や心臓に大ダメージ……なんて、即死に近いケースしか思い浮かばない。
いずれにせよ、コミュニケーション皆無の人生かつ痩せすぎの肉体では、一般人が想像するような長生きはできないだろう。

まぁ寿命について考えても仕方ない若さではあるのだから、当分は徐々に衰えゆく身体をどれだけ維持できるかの勝負になるのだろう。
今後ますます、予想しづらいバラエティ豊かな不具合が次から次へと発生することを考えると、生きていく楽しみが相対的に減ってしまいそうで嫌なので、できれば直面するまでは意識することがないような、楽観的な生活を心がけていきたい。
もちろん、なるべく病気に罹らないように、できる範囲で日々の努力は続けていこうとは思うが。