K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

天候の影響

ほとんど外に出ないから雨が降ろうが雪が降ろうが関係ない……基本的にはそうなのだが、たまたま外出予定のある日に天候が崩れそうなタイミングが重なると、不運を嘆かざるを得ない。
まぁ台風クラスの悪天候なら、別に私だけではなくほとんど全国民が影響を受けるわけであって、自分だけ運がないと気分を悪くするのはお門違いな気もするが。

 

台風に限る話ではないけれど、もっぱら雨天が好ましくない状況というのは、いくつか存在する。
まず、週に一度の食料の買い出しは晴れていたほうが嬉しいし、雨風の度合いによってはモチベーションが地に落ちて、食料や飲料の不足を我慢してでも家から出ることを拒みたくなるので、影響度は大きい。
あるいは逆に、歯医者や美容院などを予約済みの場合は直前にキャンセルするのも気が引けるから、多少の荒れ具合であれば無理をすることもある。
結局、行動指針は私の性格的なところに決定される部分が大きいから、外の状況に応じて都度、判断することになり、一概にどういう日が最悪だと断ずることはできない。
けれどやはり、大きくニュースで取り上げられるレベルの台風ともなれば、事態をポジティブに考えるよりもネガティブ寄りに捉えなければならないだろう。
それが実際に、自分の周辺に一切の被害をもたらさないのだとしても、到達するまでは威力を知る由もないのだから。

幸い、明日はまだ関東圏を巻き込むほどの速度感はないようで、多少の雨に濡れることはあるかもしれないけれど、暴風に晒されるリスクは低そうに思える。
先日、日記に書いた虫歯治療と、せっかく外に出るのだからと、ついでにスーパーへ寄ろうとしているところなのだ。
できれば日中……特に夕方から夜にかけて天候が安定してほしいところではあるが、直撃まで時間があるとはいえ、あいにく現時点での予報ではそれなりに強い雨が降りそうな気配だから、治療後に気が変わって直帰することになる可能性もある。

 

長年、東京に住んでいると、自然災害の強烈な恐ろしさを体感する機会に乏しいことに気づく。
もちろん被害を受けず、安寧を維持できるに越したことはないのだが、危機感という意味では、必ずしも安全で平和な状態が続きすぎることが幸せと言えるのだろうか。
雨にせよ雪にせよ地震にせよ、しばしばニュースで報道されるような致命的な災害に瀕する確率は、流石に首都だけあって相当に低い。そのことに不満を覚えるわけではないけれど、いざ大洪水や直下型地震に見舞われた時に冷静な対応ができる自信はないし、私と同様に関東圏在住の人間の大多数は、自然災害への解像度を伴う危機意識において相対的に欠ける部分があるのではないかと思う。
いつか、油断から来るミスが命取りになるのではないかと……ただでさえ引きこもりなのに、外に出るのが本当に怖くなるのだ。

そうそう、雨の影響と言えば、散歩ができなくなることに気づいた。
いつも深夜帯に40分ほどの激しい運動をしているわけだが、台風接近に伴い、しばらく実施が難しくなるかもしれない。
今夜から明日の朝にかけては大丈夫なようだが、それを逃すと水曜日くらいまで空いてしまう可能性がある。
実施間隔はなるべく動かしたくないという考えがあり、今夜はまだタイミング的に早いのだ。しかし、連休明けまで待っていると遅すぎる。
いくらなんでも、風雨の中を強行するほどの活力はないから、ローテーションを変更しなければならないのは確定事項なのだろう。どうしたものか。
まぁ過去にも一週間ほど空いたことはあったし、ここは台風に免じて受け入れるしかない。