K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

春の陽気に直面する危機

一昨日くらいから冷蔵庫の中が空っぽになりかけていてピンチなのだが、買い出しに行くタイミングが整わずに現在まで過ごす羽目になっている。
一応、冷凍食品やパスタの買い置きがあるから当分は餓死することはない。飲み物も数日分の余裕がある。しかし、それでは栄養が偏ってしまって、ただでさえ少食なのだから死活問題となりかねないのだ。
そういうわけで、なんとしても明日は日中に出かける体制を作らなければならない。

 

そもそも、どうして気軽にスーパーへ行くことさえできないかというと、私の生活リズムが狂っているからなのだ。
もともとの出不精の性質は無視しても、今の生活習慣では買い物に適した時間帯に外出することが困難になっている。
原因については過去の日記で散々書いているように、私の体質と隣人問題から導き出された、ストレス軽減を優先した睡眠時間の確保のため、という風になってしまって一朝一夕には変えられないわけだが、冷静に考えてみると、あまりにも一般的な社会生活から逸脱しすぎている。
大まかに言えば、正午の前後に就寝し、夕方以降に起きるというものだ。

眠る前、つまり店が営業を開始してからの数時間は、不可能ではない。あるいは起床直後なら閉店もしていないだろう。
けれど、前者は眠気や疲労感で外に出る気力が湧かないし、外出前にはシャワーを浴びなければならないから、その労力を思うと寝起き直後に行動力を発揮することは容易ではない。
結局、ずるずると後回しにしてしまって、崖っぷちに立たされるまで動けないというのが、私のいつものパターンなのだ。

土日、特に日曜日は競馬をリアルタイムで見たいという都合があるために、普段は眠気に耐えながら午後まで起きているか、早朝それほど眠くはないものの早めに布団に入って仮眠を試みることによって、体内時計を意図的に狂わせている。
ちょうど明日は日曜日だから、ここを逃す手はない。どうせ15時には起きている。そこに合わせて、どうにか奮起して外出しなければならない。

最近は卵にまつわる社会問題が発生しているため、あまり遅い時間に向かうと品切れか、めちゃくちゃ高い商品しか残っていないという悩みがある。ゆえに、可能であれば開店直後がベストだろう。
深夜帯であれば身体も不自由なく動くことが多いのだけれど、不思議と太陽が見える頃から心身の働きが鈍化してしまう。
睡眠の調整は悪くない感じで済ませているし、明日ばかりは思い通りに動いてくれることを願うしかない。

 

すっかり気候は春に移り変わり、冬眠させていた活力は戻りつつある気配を感じている。
その代わりに、毎年の恒例ではあるが「春眠暁を覚えず」の問題が浮上してくるため、必要以上に惰眠を貪らないことだけ強く意識して日々を過ごしたいものだ。
夏になれば眠気は控えめになる一方で、暑さに体力を奪われて動けなくなりがちだから、今のうちから徐々に体力作りをしていきたいとも思っている。