K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20230810)

日中は相変わらずの暑さだったけれど、日が沈んでからは涼しいような気がして、久々にエアコンを止めてみた。この程度で節約できる電気代なんて雀の涙だろうとは理解していても、不思議とコスト削減の意識が働いてしまう。
結果的には数時間のうちに再稼働させることになったわけだが、やはり夏の夜というのは甘く見てはいけないらしい。確かに、止める前は室内の気温が高いということはなかったし、冷気によって寒気を覚えるタイミングも存在した。しかし、昼間に壁が蓄えた熱が少しずつ、じわじわと染み出すようにして部屋の空気を暖めていく。外気温が極端に高いわけではないというのに、家自体が熱を帯びているせいでエアコンの使用を余儀なくされるのだ。
世間一般の感覚では、26℃くらいがベストなのかもしれない。ただ私の環境では28℃だと寒くて、基本的には28.5℃か29℃を使い分けている。部屋よりも外が暑ければ設定温度が高めでも問題ないのだけれど、気温が下がる夜間は同じ設定でも明らかに効きが悪くなるため、中途半端に涼しい日というのは却って考えることが増えて面倒だなと、ふと思った。