K's Graffiti

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チャンミDIRT(202308)結果

ウマ娘の対人イベント「チャンピオンズミーティングDIRT」の決勝戦が昨日8/23に行われた。
コースは船橋のマイル、かしわ記念と同じもので、こうした大型イベントでは初めて走るレース場だから多少の新鮮味は感じられたものの……蓋を開けてみればリッキーの一強環境で、持っている人とそうでない人、強く育てられる人とそうでないとで、かなり格差が生じる結果となった。

 

まずは画像にて、結果から。

結果

チャンミが隔月開催に変わったこともあって、随分と久しぶりの勝利だ。直近の開催では不運にも連敗を喫していたから、かなりモチベーションは低めではあったのだけれど、やはり勝てると嬉しい。
今回は特殊なコース形状ゆえに逃げ脚質の強さが目立っており、その中でも終盤接続率が高く、進化スキルの恩恵で終盤速度が先行並みに高いリッキーが、非常に安定した結果を出せるチャンミになっていた。
リッキー未所持でも他の逃げを使えば、たとえばファル子や水マルだけでも高い勝率を叩き出すことはできたはずだが、一方で先行よりも後ろの脚質だけで安定感を出すのは不可能に近く、その場合どうしても戦績は脚質分布、つまりマッチングに依存する形になってしまったように思う。
以前のクリオグリや正月キタサンの時ほど絶対的な一強感があったかというと、それ以外の選択肢があった時点で程度は劣るかもしれないけれど、省エネ志向でプレイしたい私としては一体を強くすればいいというのは、非常に助かる思いだった。
無理のない範囲で適度に育成して、それで最高報酬を得る。大して頑張らなかった分だけ、勝利の喜びは程々に留まるものの、決して気分は悪くない。


以下、チャンミDIRTで走ったウマたちを記録しておく。

一枠目:コパノリッキー

コパノリッキー

レンタルのみで本育成を終わらせるスタイルだから、何度も「あきらめる」を繰り返すようなプレイヤーと比べたら完成度は落ちるだろう。
実際、マイルSとステータスを満たしつつ金スキルを完走させて、緑を6つ確保できる確率なんて僅かなもので、私の場合は全部が揃う育成は存在しなかった。
それでは、どこを妥協するかという話になると、金スキルは影響度が大きすぎるため捨てられないし、距離適性はAのままだと追い比べた時に負けてしまうからSが欲しい、あとは練習で何度か走らせてみた印象を大事にして、ステータスの差や緑6と緑5の差などを検証してみた。
ただ正直、自分が育成した個体ではレース中の乱数を覆すほど明確な強弱を観測できるほどではなかったため、最終的には見映えを重視して、固有二つ名を取れたリッキーを本採用することとなった。
結果的に戦績は圧倒的で、思っていた以上に活躍してくれたから満足している。

 

二枠目:スマートファルコン(アイドル)

スマートファルコン(アイドル)

戦略として、最強のリッキーを最も安定して引き立てるためには逃げ1よりも逃げ2のほうがいい……ということで、たまに勝ってくれればいいくらいの認識で黄ファル子を採用したのだけれど、なんと決勝ではリッキーではなくこちらが勝利を手にすることとなった。
予選でも稀にリッキーが下振れ挙動を起こした際、代わりに勝ってくれたこともあり、最低限のステータスとスキルを揃えていて本当に良かったと思う。
全体の戦績はリッキーと比べるまでもないが、逆に考えて、自分のリッキーと対面のリッキーが蔓延る環境においてこれだけ頑張れているのだから十分だろう。

 

三枠目:グラスワンダー

昨年の中距離ダートチャンミであるヴァルゴ杯で採用したデバフグラスを、そのまま使い回したので画像は省略、戦績は当然すべて着外だった。
後方脚質がもう少し戦えるのであればデジたん採用の道もあったかもしれない。ただ、ほぼ逃げしか勝たないとなると、デバフを使ったほうが勝率に寄与できると考えた。
レース後半の独占力もそうだが、序盤に発動する慧眼が逃げのハナ争いに作用していたのは明白で、強い相手なら同じくデバフを使ってくるため関係ないけれど、デバフ未使用の格下相手ならば自分が出遅れなければ序盤に負けることのない体制を築くことができたように思う。

 

決勝レースは、逃げ3先行2差し2追込2という脚質分布だった。
逃げ一辺倒にならず、後方脚質がそこそこいる……要するにマッチングには恵まれたようで、格下が相手だった。予選の感じからすると、リッキーが先頭を確保できていれば、まず負けない。
編成は、一人が先行ワンダーアキュート・デバフフラッシュ・デバフグラス、もう一人が桃ファル子・タイキシャトル・デジタル、と中身を見ると極端な編成とバランス編成で分かれていた。

レース展開は、中盤までは予想通りに進む。
私のリッキーおよびファル子が難なく先手を奪い、味方同士で競り合うことでバ群を伸ばしていく。ただ、なぜか途中からリッキーの乱数が下振れ始めて、徐々に後退していく挙動を見せたのだ。ファル子が固有で前に出るタイミングと重なってしまったこともあり、向こう正面の後半では先頭がファル子と入れ替わってしまっていた。
3コーナーに入る手前あたりでリッキーの固有が発動するも、コーナーで外を回ってしまうためけファル子を抜かすには足りず、ほぼ並んだ状態で終盤に突入する。ファル子がアンスキ、そして3秒遅れで絶対的センターを発動して悪くないスパートを切る一方で、リッキーは5秒遅れのハイボルテージのみ、すぐ後ろには2デバフの支援を受けるアキュートが迫っていた。
最終直線は、一足早く抜け出したファル子が先頭を走り、やや遅れてリッキーとアキュートが追い比べる状況に……さらにアキュートは固有スキルを発動したため、いくら火力があるリッキーといえど厳しい接戦となった。
最後はギリギリでファル子がクビ差を凌いだけれど、諸々のタイミングがズレていたら普通に負けるレースだった。運がいいのか悪いのか、よくわからない。
ちなみに、リッキーは1/2バ身差の3着だった。

着順

 

予選勝率は80戦65勝の81.25%という結果で、マイルだと思えば悪くないほうではあるのだけれど、逃げ環境ということを考えると若干の不運寄りだったというか、やや不満が残る。
内訳は、
ラウンド1が38勝(予選1日目20勝、予選2日目18勝)
ラウンド2が27勝(予選3日目14勝、予選4日目13勝)
となっていて、確かにラウンド2から相手が強くなった実感はあったのだが、それ以上にレース中の下振れが目立っていた。
強い相手を引いた時に限って連続で出遅れたり、加速スキルが不発したり、単なる偏りと言われればその通りなのだけれど、楽勝できそうな相手に対しては全部出して圧勝するのだから、なんとも効率が悪く見える。
上手く噛み合えば85%~90%勝てただろうから、報酬で貰える石を損している感が強いのだ。

 

今回も参考までに、枠ごとの成績を出したので貼っておく。なおデバフは参考外のため、リッキーとファル子だけの数字となる。

枠成績

出遅れが致命的だったせいか、全体を見ると内枠が顕著に悪い。1枠だけは距離ロスがないためかマシだけれど、ポジションセンスやアオハル賢が有効に働くかどうかもポイントだったかもしれない。
とにかく、予選を走らせている感覚としては、内枠だけは嫌だった。ちゃんと危険回避を積んでおいたらどうなったのか、気になるけれど確かめる術はない。

 

既に来月のLoH、そして再来月のチャンミに関する情報は出ているが、まずは因子周回云々を考えるよりも前に、新シナリオに慣れるところから始めなければならない。
本育成はレンタルだけで通すつもりなので、用意する因子は片側で済む。2.5周年を迎えたとはいえ、特別にプレイ時間が増加することもないだろう。

本記事を書いているのは凱旋門シナリオが実装された後だが、実はまだ遊べていない。自律神経がイカれて、昼から夜にかけて動くことができなかった。
楽しみではありつつも、体調の悪さや、低下しているモチベーションのために全力で向き合えないのは、なんとも残念と言うしかない。
せいぜいマイペースに取り組むとしよう。