K's Graffiti

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生存記録(20230904)

食への関心が乏しくて昔から少食、そして体型は極度の痩せ型という時点で今さら感のある話なのだが、私は胃腸の機能が普通の人よりも弱いのだと思う。
現代の社会常識的には一日に三食を摂取することが当たり前で、人によっては間食であったり夜食であったりと余計に食事の機会を増やすことも珍しくないわけだから、私にとっての標準である一日二食の生活というのは、なかなか理解されないかもしれない。しかし、胃の状態を考慮すると現状がベストであって、これより頻度を増やすと、どうしても体調が悪くなりがちなのだ。
一日のうち三分の一は睡眠に充てるとして、さらに食後すぐには眠らないという想定で考えると、三食の場合、それぞれの間隔は五時間から六時間程度ということになる。通常の消化能力を備えているなら、それだけ時間をかければ内容物を完全に消化しきって胃の中は空になるのだろう。
一方で私の胃はどうかというと……食べたものや量に依存するところはあるが、平均するとその程度の時間では消化に不十分なことが多いという感覚がある。運動をしたり過剰に頭を働かせたりすればその限りではないけれど、普段の在宅生活では大してエネルギーを消費しないため、空腹感を覚えるということが滅多にないのだ。
消化が遅い。胃の中にスペースが出来るまでに時間を要する。そういうわけで経験上、食事に対してポジティブな気持ちになれるのは、前回の食後から八時間が経過するくらいだと思っている。つまり、一日に二食でちょうどいいというわけだ。
もちろん昔は三食で生きていたから絶対に無理というわけではないだろうけれど、私が再びそのような食生活に戻ることは、はたしてあるのだろうか。