K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

リーグオブヒーローズ202309結果

いつもなら「準備」と称して、LoHに挑むための編成や方針などを日記で長々と書くところではあったのだけれど、今回はモチベーションの低さが原因で筆が乗らなかった。
そもそも、ここ一年ほどで実装された長距離特効と言えるキャラクターを引いておらず、貧弱な手持ちでは何を語っても意味がないと思ってしまったのだ。
省みると、もう少し善戦できる構築は存在したはずだが……まぁ気持ちの面で終わってしまっていた。そういうわけで、いわゆる「96傑」を目指すのではなく、最初から報酬全獲りに焦点を合わせてのイベント参加となった。

 

設定されている報酬をすべて獲得する。LoHにおいて、それは決して難しいことではない。
もともとチャンミよりもライト層を対象とした対人イベントであるため、ある程度の知識と試行回数さえあればPLATINUM4への到達は容易だ。
ただ、個人的にはそれよりも上、30,000ptで満足するのではなく、追加でジュエルを得られる32,000ptを最低限の水準と捉えている。
欠損なしの理論値から-2,000ptということで、数百ptの争いをしている本気のガチ勢にとっては通過点でしかない場所ではあるけれど、実のところ省エネの手抜きプレイでは達成できるかどうかギリギリの戦いを強いられるということに、前回から引き続き思い知らされた。

日程の半分も経たないうちに編成ミスには気づいていたけれど、そこから育成し直して1,000ptを積み上げていったところで、失ったものが返ってくるわけではないためコスパが悪い。
結局、一定の確率で当たってしまう相性の悪いマッチングは許容することにして、どれだけ耐えられるかという勝負をする羽目になった。

結果

最終的な獲得ptは短距離だった前回とほとんど変わらない32,300ptということで、当初の目標自体は達成することができたものの、実力の出やすい長距離としては不満の残る結果となった。
結局のところ、全員の複勝率が重要となるシステムである以上はウマの強さそのものよりも、編成の組み方のほうが大きな比重を占めるのだ。
今回だと逃げ2差し1、もっと具体的に言うと、衣装違いのセイウンスカイおよびアイネスフウジン、さらにサクラローレルという形がベストに近い編成だったのだろう。
ちなみに、いずれも私は持っていない。

あまりガチャを引いていないのだから、こうなるのは仕方ない。キャラクターもサポートカードも、最適を揃えるのは骨が折れる。
一応、絶賛販売中の引換券を使えば戦力を増やして安定感を高めることは可能だったかもしれない。しかし、やる気がなくて春天チャンミの使い回しで挑もうとするタイミングもあったことを考えると、変わらない報酬のために貴重な引換券を投じるのは気が進まなかった。
勝ち負けが重要なチャンミならともかく、どれだけ負けても最終的に32,000pt以上なら問題ないLoHでは、どうしてもリソースを割くことに躊躇してしまう。


以下、今月のLoHで走ったウマたちを記録しておく。

一枠目:キタサンブラック

キタサンブラック

後方脚質ばかりでは事故率が高まるため、前を走るキャラクターが欲しかった。残念ながら私は餓狼ナリブも水着マックも持っていないため先行の選択肢はなく、やはり長距離となればキタちゃんに任せる以外になかった。
想定外だったのは、対面に逃げを採用している人が非常に少なかったことだ。マッチングの偏りもあるかもしれないが、過半数のレースでキタちゃんは一人で先頭を走っていた。
これの何が悪いかというと、中盤に競り合わないため距離を稼ぐことができない。相手の強い先行に詰められるし、後方脚質に差されやすくもなる。
これなら、多少の手間は惜しまずに逃げ2編成を選ぶべきだった。キャラ貧でサポ貧だから簡単な話ではないにせよ、おそらくチョコボンあたりを使っていたら平均欠損ptを抑えられただろう。

 

二枠目:ミスターシービー

ミスターシービー

後方脚質の選択肢もサクラローレルがいたら楽だったのだけれど、なかなか決まらず……候補は正月ダイヤ、シービー、タイシン、あたりだった。
いくつか育てて検証してみたところ、ダイヤちゃんは順位条件がチャンミよりも難しくなってしまい、上手く加速できないパターンが目立ったことからLoHには合わないと判断し、ブロックのリスクはあるものの前でも後ろでも最低限の仕事はできそうな追込2を選んだ。
このシービーは育成がそこそこ上振れてステータスは十分、時間もモチベも少ない中で育成を繰り返すわけにもいかず、長距離Aではあるけれど採用することにした。中盤を厚めにしているおかげで、わりと安定して前に出てくれたし、追込の分だけ最高速度は差しの長距離Sと大差ないため、何度か相手のローレルに競り勝つシーンもあった。

 

三枠目:ナリタタイシン

ナリタタイシン

シービーが安定枠だとすれば、こちらは火力枠ということで、スキルの構成上どうしても中盤が弱いところがあったため、コスパ度外視でネバーギブアップを持たせている。
まぁ知っていたけれど、ハマれば最強だし運が悪ければ最後方に張り付いて何もしない。連対率や複勝率の低さに表れてしまっているけれど、こればかりは編成の問題なのでタイシン自体が悪いわけではないのだ。
昔の環境であればもっと活躍できたと思うのだが、今の長距離は逃げも先行も差しも強いキャラクターが増えただけでなく、レースシステムが変更されたこともあって、何が強いのか正直よくわからない。
ダンスウンスとローレルが強いことは、これでもかというくらい見せつけられたが。

 

今月は最初から無気力だったので、その状態で報酬を獲りきれたのは僥倖だったと言えるだろう。
長距離は編成さえちゃんとしていれば、格下相手には欠損しにくいという点で楽なイベントではあったけれど、それは全ユーザーに共通の傾向なのでボーダー争いは運ゲーの短距離よりも過酷を極めたと言っていい。上位96人を目指すコスパとしては、実は最悪に近かったのではないかと思う。

スケジュールに変更がなければ次回は再来月、大方の予想としてはマイルになりそうで、すなわち運ゲーということになる。
頑張る意味があるのかどうか、また32,000ptを目標にすべきなのか96位を目指すべきなのか……十中八九、前者のつもりではあるが、編成や潜る時間、諸々の運次第では誰にでもチャンスがありそうなので、長距離よりは楽しめるかもしれない。