K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20230926)

定期的な運動を再開すると言いながら、やる気が出なかったり暑かったり眠気に負けたりして、週一ペースでしか継続できていない今日この頃、久々に夜風と触れ合ってみたところ随分と涼しい気候になったことに気づいた。もちろん、先週から秋への移行期になっていることは自覚していたものの、まだ日中は蒸し暑さを感じることも多く、身を以て体感というレベルには至っていなかったのだ。
一言で感想を述べるとすれば、やはり「運動の秋」なのだろう。あれだけ体力を削られて動きにくかった夏の暑さ、不快感が全身に絡みつくような湿度の高さ、思い返すと明らかに運動の効率が悪かった。あんな悪条件で無理をする必要なんてなかったのだ。この秋にこそ、存分に負荷をかければいい。
特に入念な準備体操をしたわけでもなく、およそ一週間ぶりの運動ということで再び体力が落ちかけているコンディションではあったはずなのだが、夏を抜けていなかった先日の散歩とは比較にならないほど楽に身体を動かすことができた。多少、ペースを上げても息が苦しくならない。脚も動いてくれる。全体のタイム自体は前回の運動時と大差ない数字ではあったものの、終えてからの疲労感や回復速度は雲泥の差で、翌日への影響は少ないだろうという感覚がある。これなら、次の実施を二日後か三日後することも現実的に考えられそうだ。
さて、せっかく秋の素敵なところを感じることができたので、この調子で他の風物詩にも焦点を合わせていきたいところではある。「食欲」だとか「読書」だとか、日頃は蔑ろにしがちな営みを日常レベルに定着させるには、季節の力を借りるしかない。体力のない私にとっては、秋こそが唯一のハビタブルゾーンなのかもしれないのだから。